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イケメンの向こう側♡
第30章 罠
夏帆side
・・・・・・・・・。
嘘・・・・・。
沙帆を助けに来たのは・・・。
堂本君。
そして、OH・・・・・。
「ちょっと・・夏帆ヤバいって・・・見つかるからッ・・・」
静子はそう言って私を引っ張った。
・・・・・・・。
ギュッと自分の腕を掴み私はそのまますき間から様子を伺った。
堂本君は少し怖い顔をして・・・・。
「ここで何をしてる?」
そう言った・・・。
別人みたいだった。
後から入ってきたスーツの男の人もメチャ格好いい・・・。
その人は笑って・・・。
「今月のお家賃120万、延滞金は要らないッ直ぐ貰っていい?(笑)」
・・・・・・。
何この2人。
憲太君ともう一人はおろおろして・・・
「俺らただのバイトでー・・・そのーー金の事はちょっと・・・・」
って・・・。
マジ格好悪い。
堂本君は憲太君の胸をグイッと押し・・・・。
「こんなふざけた真似またしたら・・・許さない・・・」
・・・・・・・。
堂本・・・君・・・・。
憲太君はおろおろしてまた振り返って・・・・。
「圭太さん・・・コイツは誰ッ?!」
・・・・・・。
その圭太さんという格好いいお兄さんは笑って・・・。
「3年後には俺の上司(笑)・・・OHの次期社長ッ・・・逆らうとヤバいぞ?」
・・・・・・ッ
う・・・・そ・・・・・。