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イケメンの向こう側♡
第40章 自分は自分
夏帆side
・・・・・。
源君って・・・。
何してるとか聞いたことなかったな。
そこは麻布の高そうなマンション・・・・。
部屋も2Lで・・・広い。
「適当に座って~・・・・」
源君はそう言いながら冷蔵庫を開けた。
私はバックを抱えたまま大きなソファーに座って・・・また部屋を見渡した。
「水しかなかった(笑)・・・あと酒しかないから~・・・後で買いに行く?」
そう言って私にペットボトルのお水を渡してきた。
「あ・・・大丈夫・・・てか・・・ここに一人で暮らしてるの?」
そう言うと・・・。
「そう(笑)」
そ・・・そうなんだ・・・・。
なにしてるんだろう・・・。
確かフリーターって聞いたような気がしたけど。
「憲太にはもう会うな・・・俺も最近アイツが何してるのか謎すぎてちょっと絡まないようにしてた・・・・」
・・・・・・・。
「憲太君とかもここに来たりする?」
私が言うと・・・・。
「憲太は呼んだことない・・・」
そう言って頭の傷口をタオルで抑えた。
あっ!!!
てか私何水飲んでくつろいでるんだ・・・・。
「ごめっ!!てか病院行かなくて大丈夫???」
ソファーに膝立ちし頭を見ると・・・。
まだ血が出てるッ・・・・。
なんか・・・。
急に、本当に私ヤバいことをしたって・・・。
実感した。