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イケメンの向こう側♡
第41章 初めて泣いた日
沙帆side
30分前の事だった・・・・。
私は銀座のビルとは・・全く違う・・・古い・・・ビルに連れてこられた。
憲太さんは私をソファーに座らせ・・なんだか苛立った様子だった・・・。
もう一人の冬馬という男の人も凄い慌ててて・・・タバコを吸った。
「あのぉ・・・もう帰ってもいいですか?」
私がそう言うと・・・。
憲太さんは立ち上がって・・・。
「いや、・・・夏帆を呼べッ・・・直ぐにだッ!」
はっ?!
こんなとこ連れてきといて・・・夏帆を呼べだって???
呼ぶわけないでしょうが・・・・。
「無理です・・・もう帰って良いですか???」
そう言うと・・・。
「何なんだってーーーこの子!!!夏帆と全然違うじゃんかーーーーッ!!!」
冬馬という男が言う・・・。
はぁ・・・。
もう帰りたい・・・。
携帯を出し堂本君に連絡しよう・・・そう思ったとき・・・・。
「・・・なんか臭くない??・・・」
冬馬という男が言った。
・・・・・・。
なんか・・・焦げ臭い・・・・。
憲太さんは・・・。
「下の飲食店だろ??いつも臭い・・・・」
え・・・でもこの匂い・・・・。
・・・・・・。
私は目を疑った・・・。
「ねぇ・・・あれ・・・」
思わず立ち上がり・・・。
入口の方を指さした・・・。
・・・・・・。
嘘・・・。