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イケメンの向こう側♡
第5章 蓮
すると・・・。
さっき蓮が乗ってきたエレベーターが動き出し・・・・。
「あ、・・・(笑)多分祐司さん降りてくるよ。せっかくだから会っていったら???」
俺がそういうと蓮はエレベーターの回数表示の部分を眺め・・・・。
「祐司さんって・・・社長さんですよね???」
って・・・・(笑)
「そうだよ(笑)・・・ちょっと冷酷な時もあるけど~・・・基本凄く良い人だよ???」
そう言うと蓮は俺の方を見て・・・。
「俺なんかに声かけたんだからあんま人を見る目はないっすね(笑)」
そう言ったんだ。
なんだろうな・・・。
爽やかで・・・優しそうで・・・・。
なんか・・・影がある。
龍と違うのはその辺かな。
蓮にはなにか影がある。
・・・・・・・。
ポーーーン・・・・。
そんな音と共にエレベーターの扉が開き、中から・・・。
「あ、拓海まだいたのか???(笑)」
ニッコリ笑った俊也さん・・・。
「拓海、この後和也と今後の話をしたくて飯行くけどいっしょに行ける?」
そう言ったのは・・・・。
祐司さん(笑)
祐司さんは昔ほど冷酷ではなくなった。
昔は本当、涼さんと本当に従兄弟なのっ???って聞きたいくらい能面冷酷男子(笑)
でもやっぱ、結城さんの存在が大きいのかもな。
可愛い妹が出来て甥っ子達がいて・・・あの社長でさえも変わったしな。
なーーんて考えていたら
「拓海????」
祐司さんが俺の目の前に立って首を傾げた。
「あっ(笑)・・・そうですね・・・ご一緒します。」
そういうと祐司さんは蓮の方を見て・・・。
「あ、(笑)蓮じゃないか・・・・もしかして比呂達の忘れ物届けてくれたのか?」
(笑)
昔だったらもっと機械的な話し方だったのに変わったな(笑)