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イケメンの向こう側♡
第1章 ありがとう
キク爺が住む長屋まで歩いている途中、明は由美の顔を下から覗き込みながら・・・。
「キク爺はね、いっつもおもしろーーーーいお帽子被ってて~・・・(笑)」
あーーーー・・・確かにどこで買うのッ???ってくらい派手な帽子被ってんな(笑)
「でねぇ、眼鏡をかけてて~・・(笑)」
うんうん、・・・かけてるかけてる。
「お髭がぼっさぼっさでね(笑)」
あーー・・・確かにぼさぼさ(笑)
「優しいけど~・・・・」
けど???
「笑う時スッゴイ大きな声でガハハハハ!!!って笑うのぉーーーーーッ(笑)」
(笑)(笑)
確かに笑うな・・・・。
「こーーーんな風に!!ガハハハ!!!って~(笑)・・・だから明も笑っちゃうのッ!そんなに面白くなくてもキク爺が面白くて笑っちゃうのッ!」
(笑)(笑)
明は自分のほっぺをビローーンって伸ばしキク爺の真似をする(笑)
イヤイヤ、そんな顔はしていない(笑)
由美はケタケタ笑って・・・。
「涼君と龍君のお爺ちゃんだから~・・・(笑)やっぱ優しくて面白いお爺ちゃんなんだねぇ???」
そう言って笑った(笑)