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咲くのも、散るのも
第2章 花開くとき
セレモニーのアレンジメントが一段落し、再びレストランウエディングの打ち合わせの日が訪れた。
ランチタイムを終えたレストランで、拓海と洋子と落ち合い、デザイン画を用意して全体のアレンジメントの具体案を示した。
この日は凛子は別の仕事に出向いていたため、萌絵にとって初めての一人でのプレゼンテーションだった。
洋子はデザイン案をとても気に入った様子だったので、萌絵は胸をなでおろした。
打ち合わせが終わり、一足先に拓海と洋子が店を出ていった。