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ラストソング
第3章 甘い生活
「やめて…」
「嫌なの?」
「恥ずかしいし…」
「嫌じゃないんだね?
気持ち良い?」
「判んない。
何か、変な気持ち。
ムズムズする」
「こうされたこと、ないの?」
「ない。
痴漢とかに胸を触られたことはあるけど」
「えっ?」
思わず動きを止めてしまって、
美和さんの顔を見て尋ねた。
「離婚したって言ってたよね?
結婚してる時、こういうこと、しなかったの?」
「…」
美和さんの目に、みるみる涙が溜まったかと思うと、
ポロポロと溢れ落ちていった。
「ごめん。
嫌なこと、思い出させちゃったみたいだな。
話さなくて良いよ。
美和さんの胸、本当に綺麗で、
だから触ったり舐めたりしたくなった。
それ、嫌だったら辞めるからさ。
泣かないで?」
俺はオロオロしながら、涙をTシャツの裾で拭いた。
「…ゲイだったの」
「へっ?」
何を言ってるのか判らず、間抜けな声を出してしまった。
「元の旦那さん、ゲイだったの。
でもね、会社経営してる家だったから結婚して跡継ぎ作るってことで私と結婚したの。
結婚式終わって、新婚旅行の前にホテルに泊まった時ね、
気持ち悪いって言われた」
「えっ?」
「胸がデカくて、下品で気持ち悪いって言われたの」
「なんだ、それ!?」
「その時は、ゲイだって知らなかったから、本当に傷ついたよ。
でさ、キスもしてくれなくて、
勿論、私の身体にも触ってくれなかった。
お前じゃ勃たないから舐めろって言われた。
それで脚を広げて、
『どこに入れれば良いんだ?俺、初めてだから判んないよ』って言われたの」
俺は拳を握り締めた。
「私もね、初めてだったのよ。
そう言うこと、結婚してからって両親に言われてて、
馬鹿みたいに護ってたし、憧れてもいたの。
よく判らないって言ったら、
じゃあ、ケツにでも入れるかって高笑いされて、怖かった」
酷い。
酷すぎる。
「泣きながら、辞めてくださいって言って、
何とか普通に挿れようとしたけど、
慣れてないから痛くて、全然入らなくて、
そしたら、欠陥品だって…」
美和さんを抱き締めて背中を撫でた。
美和さんは震えていた。
「その後も、嫌々、時々私を抱くけど、いつもそんなで。
お前じゃ勃たないし出せないって。
あちらのご両親には子供が出来ないことを詰られたわ」
「嫌なの?」
「恥ずかしいし…」
「嫌じゃないんだね?
気持ち良い?」
「判んない。
何か、変な気持ち。
ムズムズする」
「こうされたこと、ないの?」
「ない。
痴漢とかに胸を触られたことはあるけど」
「えっ?」
思わず動きを止めてしまって、
美和さんの顔を見て尋ねた。
「離婚したって言ってたよね?
結婚してる時、こういうこと、しなかったの?」
「…」
美和さんの目に、みるみる涙が溜まったかと思うと、
ポロポロと溢れ落ちていった。
「ごめん。
嫌なこと、思い出させちゃったみたいだな。
話さなくて良いよ。
美和さんの胸、本当に綺麗で、
だから触ったり舐めたりしたくなった。
それ、嫌だったら辞めるからさ。
泣かないで?」
俺はオロオロしながら、涙をTシャツの裾で拭いた。
「…ゲイだったの」
「へっ?」
何を言ってるのか判らず、間抜けな声を出してしまった。
「元の旦那さん、ゲイだったの。
でもね、会社経営してる家だったから結婚して跡継ぎ作るってことで私と結婚したの。
結婚式終わって、新婚旅行の前にホテルに泊まった時ね、
気持ち悪いって言われた」
「えっ?」
「胸がデカくて、下品で気持ち悪いって言われたの」
「なんだ、それ!?」
「その時は、ゲイだって知らなかったから、本当に傷ついたよ。
でさ、キスもしてくれなくて、
勿論、私の身体にも触ってくれなかった。
お前じゃ勃たないから舐めろって言われた。
それで脚を広げて、
『どこに入れれば良いんだ?俺、初めてだから判んないよ』って言われたの」
俺は拳を握り締めた。
「私もね、初めてだったのよ。
そう言うこと、結婚してからって両親に言われてて、
馬鹿みたいに護ってたし、憧れてもいたの。
よく判らないって言ったら、
じゃあ、ケツにでも入れるかって高笑いされて、怖かった」
酷い。
酷すぎる。
「泣きながら、辞めてくださいって言って、
何とか普通に挿れようとしたけど、
慣れてないから痛くて、全然入らなくて、
そしたら、欠陥品だって…」
美和さんを抱き締めて背中を撫でた。
美和さんは震えていた。
「その後も、嫌々、時々私を抱くけど、いつもそんなで。
お前じゃ勃たないし出せないって。
あちらのご両親には子供が出来ないことを詰られたわ」