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ラストソング
第4章 戦闘開始
歯磨きをして、
「美和さん、今日は一緒に寝たい」と言ってみたけど、
「ごめん。
まだまだ仕事があってね、
多分寝れないの」と言う。
「じゃあ、仕事するとこ、見守ってたい」
「ブツブツ言いながらパソコンに向かってたり、
オンライン会議してたりだから、
洋平さん、寝れないよ?」
「明るくても寝れるから平気!」
「えっ?
見守ってくれるんじゃないの?」と笑う。
「美和さん、お願い。
離れてたから、少しでも近くに居たいんだ」
「しょうがないなぁ。
じゃあ、良いよ」
そう言うと、大振りのマグカップに焙じ茶を入れて
美和さんは自室に入るので、
俺もついて入った。
ベッドに横になりながら、美和さんのことを見てた。
本当にパソコンに向かいながら、ブツブツ言ってはキーボードを叩く。
何かの資料を見ながら線を引く。
途中、イヤホンマイクを使いながら、
英語で話してる。
そんな様子を見ながら、俺は眠ってしまってた。
明け方、美和さんがベッドに潜り込んで来た時はすっかり寝入っていたけど、無意識で美和さんを抱き締めて脚を絡めていたようだった。
美和さんを引き寄せて、キスをしながら寝てるなんて、
凄く幸せなことだった。
携帯に仕掛けた目覚ましで、ハッと目が覚めると、
美和さんが寝息を立てながら俺の腕の中に居た。
俺は美和さんの顔を見ながら、
キスを何度もした。
美和さんの唇が少しだけ開くと、舌を入れて、美和さんの舌をそっと探る。
美和さんも、舌をゆるゆると動かしてくる。
「美和さん、起こしちゃった?」
「うん。おはよ」
「こないだの続きしたい。美和さんの胸に埋もれたい」
「ダメ。それ以上したくなっちゃうでしょ?」
「うん。ホントは美和さんの全てが欲しい」
「そんなこと言うなら、
一緒に寝れなくなっちゃうよ?」
2回目のアラームが鳴った。
「はあ。起きて支度して、会社に行く時間だ」
「ほら!じゃあ起きて?
私はこれからちょっと仮眠取るから。
おやすみ」
というと、本当に美和さんは寝てしまった。
俺は仕方なく起きると、
もう一度美和さんの額にキスをして、
「おやすみなさい。
行ってきます」と言って、美和さんの部屋を出た。
あの男の子のこと、結局俺は訊けなかった。
「美和さん、今日は一緒に寝たい」と言ってみたけど、
「ごめん。
まだまだ仕事があってね、
多分寝れないの」と言う。
「じゃあ、仕事するとこ、見守ってたい」
「ブツブツ言いながらパソコンに向かってたり、
オンライン会議してたりだから、
洋平さん、寝れないよ?」
「明るくても寝れるから平気!」
「えっ?
見守ってくれるんじゃないの?」と笑う。
「美和さん、お願い。
離れてたから、少しでも近くに居たいんだ」
「しょうがないなぁ。
じゃあ、良いよ」
そう言うと、大振りのマグカップに焙じ茶を入れて
美和さんは自室に入るので、
俺もついて入った。
ベッドに横になりながら、美和さんのことを見てた。
本当にパソコンに向かいながら、ブツブツ言ってはキーボードを叩く。
何かの資料を見ながら線を引く。
途中、イヤホンマイクを使いながら、
英語で話してる。
そんな様子を見ながら、俺は眠ってしまってた。
明け方、美和さんがベッドに潜り込んで来た時はすっかり寝入っていたけど、無意識で美和さんを抱き締めて脚を絡めていたようだった。
美和さんを引き寄せて、キスをしながら寝てるなんて、
凄く幸せなことだった。
携帯に仕掛けた目覚ましで、ハッと目が覚めると、
美和さんが寝息を立てながら俺の腕の中に居た。
俺は美和さんの顔を見ながら、
キスを何度もした。
美和さんの唇が少しだけ開くと、舌を入れて、美和さんの舌をそっと探る。
美和さんも、舌をゆるゆると動かしてくる。
「美和さん、起こしちゃった?」
「うん。おはよ」
「こないだの続きしたい。美和さんの胸に埋もれたい」
「ダメ。それ以上したくなっちゃうでしょ?」
「うん。ホントは美和さんの全てが欲しい」
「そんなこと言うなら、
一緒に寝れなくなっちゃうよ?」
2回目のアラームが鳴った。
「はあ。起きて支度して、会社に行く時間だ」
「ほら!じゃあ起きて?
私はこれからちょっと仮眠取るから。
おやすみ」
というと、本当に美和さんは寝てしまった。
俺は仕方なく起きると、
もう一度美和さんの額にキスをして、
「おやすみなさい。
行ってきます」と言って、美和さんの部屋を出た。
あの男の子のこと、結局俺は訊けなかった。