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ラストソング
第4章 戦闘開始
会社の昼休みに、前日貰ったフライヤーをチェックした。

若手バンドということで、
小さい箱に結構な数、ブッキングしている。
殆どが早い時間帯の出演だから、
まだまだこれからってことだろう。
ノルマも大変だろうなと思った。

ブログも見つけた。
文章が上手いし面白い。

毎日雨じゃない日の午後は公園で練習がてら歌ってると書いてある。
フィクションかもしれないけど。

ライブハウスでは、
トリで出ているバンドがかなり共通してるから、
可愛がって貰ってることも判った。

プロフィールを見ると大学出て2年目ってことは、24歳だろう。
見た目はもっと若く見えたな。


行けそうなライブは、聴きに行こうと思って、
携帯の予定表に入れておいた。

公園も行ってみよう。


土曜のライブの時間を美和さんにLINEで連絡した。

終演後は最終の新幹線には間に合わない。
宿泊するか、深夜夜行バスで帰るかのどちらかになるだろう。

リョウは多分、サクラと泊まるんだろうなと思った。
ひょっとしたら、実家に連れて行くんじゃないかなとも考えていた。

美和さんとゲンさんは、どうするのかな?
あ!ゲンさんのギャラとか交通費のこともちゃんと精算しないもなと思い、
そのこともLINEした。


既読にはならない。
まだ寝てるのか、夢中で仕事をしてるのかは判らないけど、
仕事してる時とかは携帯見ないってことも良く判った。

昨夜も、
「先に寝るよ。おやすみ」と同じ部屋に居るのにLINEしたけど、
気づくこともなかった。

何事にもまっすぐな人なんだな。


明日の名古屋行きのことは、
今日の夜、話をしようと思った。


夕方、定時で仕事を切り上げて携帯を見ると、
LINEが既読になってて返信があった。


「時間はゲンさんに共有しておく。
多分ゲンさんはリハは間に合わなくて、
本番ギリギリになると思う。
私はリハの時間ギリギリかな?。

今日は仕事で外に出てます。
帰りは遅いか帰れないかもしれないから、
早く寝ておくようにね」

と言う内容だった。


帰宅したけど室内は暗くて静かだった。

俺はノロノロと着替えてランニングに出た。
途中、牛丼屋に寄って夕食にして、
その後は歩いて帰った。

帰宅してもやっぱり美和さんは帰ってないから、
シャワーを浴びて、翌日の支度してソファで寝た。


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