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Memory of Night 2
第12章 夜のお散歩

楽しそうに意地悪な笑みで問いかけてくる晃に、宵は激しく首を振った。
晃は容赦なく、リモコンを操作して振動をさらに強くする。
「あんっ、……う……、やあっ」
「……これがマックス」
「ああ、イク……っ」
今までのとは比べ物にならないくらいの振動だった。耳元で囁かれ、膝でさらに押された瞬間、のぼりつめていた。
宵の全身が大きく痙攣し、晃の胸に無意識にしがみついていた。余韻が何度も押し寄せる。堪えきれず、下着の中に白濁を吐き出していた。
「もう……止めろって……っ」
無機質なローターの刺激はずっと続いている。達したばかりなのに、息をつく間もなく与えられる強烈な快感は、ただ辛いだけだった。
おもちゃから逃げたくて、無駄だとわかっていても腰を何度もよじってしまう。
「どうしようかな。あんまり君が可愛いから、このままもう少し苛めていい?」
「いいわけ……っ、ん、やあっ、やだ……っ」
生理的な涙で、晃の顔も歪む。どんな表情をしているのか見えなかったが、どうせサディスティックな顔をしているに違いなかった。
「止めてほしい? じゃあ、俺が欲しいってねだって」
「晃が欲しい……っ」

