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Memory of Night 2
第3章 甘い遊戯
「あ、やだっ、やめっ……」
晃は宵の言葉など聞かず、今度はその汁を秘部へと擦り付け始めた。ぬちゃぬちゃと卑猥な音が響く。
「あ、あん、……あ」
今度はその中に晃の指が侵入する。一本、二本、あっという間に三本が入った。宵のそこはもう晃を受け入れる形に馴染んでいる。潤滑油代わりのそれをたっぷり塗りつけて、晃は笑った。
「たっぷり犯してあげる」
耳元で告げる。宵は耳たぶまで真っ赤にして、熱に浮かされたような眼差しで晃を見つめた。
無自覚だろうその顔が、晃の火をつけた。
晃はすでにカチカチの自分のを宵の中にねじ込んだ。決して優しいやり方じゃない。それでも宵の体は一切の抵抗もなく晃のを受け入れる。
「あ……あ、あき、ら」
喘ぎ混じりの甘ったるい声。口付けると必死に吸い付いてくる宵が可愛いくてどうしようもない。
ベッドがきしみ、ギシギシと音を立てる。お互いが一つになって、お互いの鼓動を感じる瞬間が好きだった。
「宵、好きだよ」
「んっ……俺も」
いつの間にか陽は完全に沈んだ。薄闇の中で、二人の息遣いはいつまでも止まなかった。