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Memory of Night 2
第43章 受験の女神様

「先週かな。大山とアッキーにあげたお守り、実は家族旅行の時に買ったやつなんだけど、宵に連絡したら入院中って言われて。宵が入院してる病院、旅行先からすごく近かったんだよね。だからお見舞いに行った。……そんな大怪我だとは思わなかったから、お守り渡して左手で受験すれば受けられる! って言っちゃったんだけど。そういえば、今熱があるから面会は少しねって看護師さん言ってたわ」
「……宵、元気そうだった?」

 晃が問うと、明は言葉を詰まらせる。

「いや、あんまだったかなー……」
「そう」

 晃のメールには、いつも体調は良好だという内容の返信ばかりくる。
 本当はどうなのか、ずっと気になっていた。
 共通試験が終わったら、二次試験までは日にちがある。一度東北の病院まで見舞いに行こうと、そう決意した時だった。

「……え?」
「宵くん!?」
「どうしたの? その格好?」

 急に生徒たちがどよめきだした。
 晃たちも、大勢の生徒たちの視線の先を追う。
 驚いたことに、眼鏡をかけた若い男性に付き添われて立っていたのは、松葉杖をつき右手に包帯を巻いた宵だった。
 隣の男性は、宵の義理の父である矢部弘行(やべひろゆき)だ。

「ありがと、先生。もう平気」
「転ばないよう気を付けるんだよ」
「うん」
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