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オッドアイの青年
第10章 懇願
公平「お前…合コンとか行って他の男探してただろう?なんでまた俺のところに来る?」

あゆみ「!?え?なんで?」

慌てて顔を上げてそう聞く…

公平「フッ…わざわざ報告してくれる馬鹿な女達がいるんだよ…」

あゆみ「!!…」

公平「他の男じゃダメだったのか?」

あゆみは慌てて顔を振って…合コンには行ったけどそんな事はしてないと必死に言う…

公平「…そうかよ…まぁ良い…希望通りしてやってもいいけど…」

あゆみ「!?」

そんなに簡単にOKが貰えるとは思っていなかったあゆみはびっくりしたが…

公平「条件次第ならな…」

皆と同じ条件と…

公平「夏以降は俺の代理にも抱かれること…」

あゆみ「!!!!だ、代理?」

翔を知っているだろうと言えば頷き目を見開き固まる…

公平「皆同じ条件だぜ?ただお前はすぐには無理だろう?だから夏以降…そこまでの関係でも良いけど…3度目はもう無い…」

夏までは公平が相手してくれる…あゆみは速攻で

あゆみ「!!そ、それで…」

瑠璃同様メアドを交換して約束を破れば返事はしないと念押しして公平は図書館に戻った…

…また来るとは…

公平はあゆみの反応からもう来ないだろうと踏んでいた…翔から聞いていた事は予想の範疇だったから気にもしてなかった…

合コンなどに顔を出していると聞いて確実に来ないだろうと思っていたのが…

前とは違って付き合って共言わない…まあ俺には関係無い…

その数日後大学から呼び出しがあり何かと思って行けば…

女「始めまして…私…」

名前を知ってる企業名を出し名刺まで渡されて…曰く時期が来たら会社に来て欲しいと言う…

公平「??あの?なんで俺を?」

隣にいた男が…

男「我が社では若い優秀な人材が欲しいので…」

当たり障りのない答えが返って来た…

そして一度見学にも来て欲しいと言う…

しばらく2人と話をする中で…英語の話になって日常会話なら話せると応えると女より男の方がびっくりしていた…

30分ほど話を聞いたあと大学の英語の勉強でお願いしたあみの研究室の教授からの推薦だと言う…

2人との話を終えた後教授に話を聞くためアポを取る…教授室で確認したところ公平が数ヶ月で英語を日常会話が出来るくらいになった事をあみに聞いたらしい…
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