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第4章 夏休み

8月の終わりに母親から連絡があり31日に向こうに行くと連絡があり留年など問題を起こさないよう念押しされたが聞き流した。

夏休みも後数日で終わりだと言う時期に合コンのメンバーが欠けて困っていると用事で大学に出かけた時に声を掛けて来た…

どんなものか知りたい好奇心もあるがサークルに参加してない公平はこう言う誘いは受ける事がない。

参加して顰蹙を買い兼ねない…皆の目的だろう相手の女達が公平に集中するからだ…

そんな事を良く分かっているだろう相手がこうして誘っている…

公平「顔を出すだけなら…でもマジで俺行って大丈夫か？」

大丈夫じゃ無かったら誘って居ないと苦笑して言うのでそれならと行く事をOKした…

合コン相手は他の大学のサークルメンバーらしい…お互い男女混合らしく名は合コンになっているがお互いの親交を深める会だそうで理由を聞いて納得した…

先輩達の了解もあるから大丈夫だからと言う…

翌日ソイツとその場所に行くと数人いる女から視線を感じる…いつもの事だったので相手をスッと自然になるよう確認した…

…アレ？あの子…何処かで…

そう思っていると…

先輩「悪いな…無理聞いて貰ったらしいな…」

公平「あっ…いえ…今日は宜しくお願いします…」

2時間貸し切りの食べ放題飲み放題の店でピザやパスタなどイタリアンの店らしい…

公平は友人と端の席に座って幹事だろう人が挨拶して始まった。

知り合いは全く居ないがどうやら前にもやった事があるらしく一年以外はお互い知っているらしい…

視界に入っている女に見覚えがある…でも公平に他の大学に知り合いなんて居ない…高校の時の…いや…それなら覚えているだろう…

しばらくして気が付いた…先日合宿で一緒だった玲衣が付き合っている女だ…

そう思って…

向こうから話しを振られた時に…

公平「間違ってたらごめん…もしかして玲衣の彼女？」

真里「！？えっ？あっ…そう…えっ？れ、玲衣の知り合い？」

公平「ああ…免許合宿で知り合った…アイツはいねえの？」

少し困ったように…

真里「あっ…うん…玲衣はサークル違うから…」

納得して…

公平「へぇ…そうか玲衣の大学だったな…」

そう独り言を言って答えてくれた真里から視線を離すと正面に座っている女達もあれこれ質問してくる。