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玉蘭花の香り
第1章 婚約
仰向けになると、
タオルで胸などがきちんと隠れるようにバスタオルを丁寧に置いて、

「眩しいですか?」とライトを更に暗くして、
目の処にもタオルを置いた。

先程も後ろからも手を伸ばしてマッサージした鎖骨や脇の下、胸の斜め上を改めてマッサージした後、
大きな手の平で両方の胸を囲むように大きく撫でる。


「えっ?これってマッサージなの?」と顔の上のタオルを取って、ロンの手を掴んで止めようとしたが、

「どうしましたか?」と静かにロンに言われて、

「ごめんなさい」と思わず言ってしまった。


とても真剣な顔で施術しているのを見て、

「嫌らしいことをしている」と思った自分の方が恥ずかしくなってしまった。

そして、マッサージされながら、
自分の股間が濡れてきていることも恥ずかしかった。


ロンに胸を力強く揉まれる度に、
我慢しようとしても声が出てしまう。


「ああ…んっ…」

「声、我慢しないで?」

「ん…んっ…」

「気持ち良いですか?」

涙目でロンを見て、
「あっ…気持ち良いっ…
それ、すごく良い…」と言った。


ロンの股間が、グンと大きくなったのに、
私は気付かなかった。



駿とする時は、一方的に駿のしたいことをされるだけで、
正直痛いこともあるし、
そんなに気持ち良いとも思えない。
でも、結婚する訳だし、
愛されていると思っていて、
そういうことをするのは、当たり前のことだと考えていた。

そして、そういえば最近、
駿とセックスしなくなったということも気になってはいた。


結婚前からそういうことしないでおけば良かったのかな?
私に飽きちゃったとか?

私、欲求不満なのかしら?
マッサージで濡れちゃうなんて?

そんなことを考えてしまっていた。


ロンの大きな手が下の方に移動する。
脇腹も押されるとくすぐったかったが、
脚の付け根を押されると痛みが走る。

「あっ!痛っ」

更に両脚の間に手を差し入れる。


これは現実なの?
夢なの?
あん。
そんなっ。
そこは…。


「そこは、ダメですか?」とロンが耳元で囁いた。


「ダメ。ダメです」と言って、硬く脚を閉じた。


「ここのリンパ、流して終わりますね」と言って、
脚の付け根から太腿、ふくらはぎをマッサージして、
ロンの施術は唐突に終わった。
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