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玉蘭花の香り
第2章 結婚のち別離、そして再会
ロンは、
「仰向けになってください」と言って、私の上から降りた。


ロンにお強請りするようなことを言ってしまったと恥ずかしい気持ちになった。
そして、仰向けになり、バスタオルで胸と下半身を覆った。


ロンは、首筋から鎖骨、脇の下を押して行った。
更に右腕、そして左腕をゆっくりマッサージをする。

胸の処は、大きくゆったりと解すように揉み、脇腹へと進む。


時折痛い処はある。
胸を大きく揉まれると、
下半身が疼くような感覚になり、
両脚をもじつかせてしまう。


両脚の付け根を押されると、とても痛くて声が出てしまって、脚が緩んだ。

ロンが両脚の間にそっと手を入れた。
私は濡れていた。


その後、ロンは太腿に手を進めてふくらはぎも丹念にマッサージしたが、
特にふくらはぎと足首の内側を痛かった。

足裏や指も指圧する。

そして、手の甲や手の平、指も押して行った。


最後に身体を丸めさせて抱えると、
背中がバキバキと音を立てた。
手や脚も引っ張られると、ボキボキという音がした。


「やっぱり、ただのマッサージだったのね?」と思うと、
濡れてしまっている自分の下半身が恥ずかしくて堪らなかった。


「はい。おしまい」

と、背中をゆっくり撫でられてから言われて、
私は泣いてしまった。



「えっ?
美香さん、どうしましたか?」

ロンは驚いて問い掛けた。


私は首を横に振りながら、
「何でもないの。恥ずかしくて!」と言った。


「恥ずかしい?」とロンは不思議そうに訊くと、


「私…あの…。
マッサージされてるだけなのに、濡れちゃって」と、
耳まで紅く染めて、下を向いたまま小さい声で言った。



ロンは思い切った顔で言った。

「僕もです。ほら」

ロンは自分の下半身を指差して笑った。


「美香さんの声、ダイレクトに刺激してくる。
ちょっと痛いよ」


私の顔は、益々紅くなってしまい、
ロンから顔を背けると、
ロンは両手で私の顔を包み込むようにした。

ふわりとアロマオイルの香りがする。


「今日は悲しんでいる美香さんを元気にしたくて来ました。
だから、我慢しました。
次に会う時は…
また、会ってくれるなら、
僕と付き合ってください」と言った。


「えっ?」


「一目惚れしました。
美和さん、可愛い。
そして、なんていうか…
僕を刺激します」
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