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玉蘭花の香り
第3章 追い掛けて…

カーテンを開けっ放しで寝てたので、外の光が明るくなると目が醒めた。
伸びをして、
シャワーを浴びてから、
お茶を飲もうとお湯を沸かし始めた。
小さなノックが聞こえた。
美香がドアを開けると、
ロンが立っていた。
「はい」
ロンは摘みたてのような純白の玉蘭花を渡してくれた。
濃厚な甘い香りが漂う。
「いつ、来てくれたの?
嬉しい」と言って、
ロンが私を抱き上げると、クルクル廻った。
「やだ。
目が回っちゃうわ」と言うと、
そっと私をベッドに降ろすと、
「キスしても良い?」とロンが言うので、
私は頷いた。
朝の光の中で、
ロンは優しくキスをした。
「昨日来たばかりよ?
ビックリさせたくて」と言うと、
「仕事を全部キャンセルして、
ずっと一緒に居たいくらいだよ」と、
更にキスをしてくる。
「どうしてこんな、中心から少し離れたレトロなホテルにしたの?」
「静かだし、ベランダが好きなの」と言って、
ロンを引っ張って広いテラスのようなベランダに出た。
裏の小さい山の緑が美しくて、鳥の囀りが聴こえる。
「早起きして、こうやってるの、
落ち着かない?」と言うと、
後ろからロンが私を抱き締めて、
「髪が濡れてる」と言って、
髪の毛にもキスをした。
そして、耳にもキスをすると、
「僕と付き合ってくれますか?」と囁いた。
「でも…お互いのこと、
何も知らないのよ?」
「だから、付き合ってください。
わかりあえるように」と、耳朶にキスをしながら言う。
「くすぐったいわ。
そうだ!昨日買ってきたお茶を淹れて飲みましょう?」と言って、
ロンの手を引いて部屋の中に戻った。
部屋の中に入ると、甘い花の香りが強くする。
少し淫らな気持ちになりそうになるが、
もう一度お湯を沸かした。
「今はホテルの茶器しかないけど、
今日は茶器を見て来ようと思ってるの」と言いながら、
お茶を淹れると、
「美香さんは父と話が合いそうだな」とロンが笑った。
そして、
「お茶を飲むより、
美香さんを味わいたいな」と言われて、
私は顔を紅くしてしまうと、
「でも身体目的って思われたくないから、
ゆっくり付き合いたい」と、
ロンは額にキスをしてくれた。
「ダイニングで朝食、ご一緒する時間あるの?」と言うと、
ロンは嬉しそうに頷いた。
伸びをして、
シャワーを浴びてから、
お茶を飲もうとお湯を沸かし始めた。
小さなノックが聞こえた。
美香がドアを開けると、
ロンが立っていた。
「はい」
ロンは摘みたてのような純白の玉蘭花を渡してくれた。
濃厚な甘い香りが漂う。
「いつ、来てくれたの?
嬉しい」と言って、
ロンが私を抱き上げると、クルクル廻った。
「やだ。
目が回っちゃうわ」と言うと、
そっと私をベッドに降ろすと、
「キスしても良い?」とロンが言うので、
私は頷いた。
朝の光の中で、
ロンは優しくキスをした。
「昨日来たばかりよ?
ビックリさせたくて」と言うと、
「仕事を全部キャンセルして、
ずっと一緒に居たいくらいだよ」と、
更にキスをしてくる。
「どうしてこんな、中心から少し離れたレトロなホテルにしたの?」
「静かだし、ベランダが好きなの」と言って、
ロンを引っ張って広いテラスのようなベランダに出た。
裏の小さい山の緑が美しくて、鳥の囀りが聴こえる。
「早起きして、こうやってるの、
落ち着かない?」と言うと、
後ろからロンが私を抱き締めて、
「髪が濡れてる」と言って、
髪の毛にもキスをした。
そして、耳にもキスをすると、
「僕と付き合ってくれますか?」と囁いた。
「でも…お互いのこと、
何も知らないのよ?」
「だから、付き合ってください。
わかりあえるように」と、耳朶にキスをしながら言う。
「くすぐったいわ。
そうだ!昨日買ってきたお茶を淹れて飲みましょう?」と言って、
ロンの手を引いて部屋の中に戻った。
部屋の中に入ると、甘い花の香りが強くする。
少し淫らな気持ちになりそうになるが、
もう一度お湯を沸かした。
「今はホテルの茶器しかないけど、
今日は茶器を見て来ようと思ってるの」と言いながら、
お茶を淹れると、
「美香さんは父と話が合いそうだな」とロンが笑った。
そして、
「お茶を飲むより、
美香さんを味わいたいな」と言われて、
私は顔を紅くしてしまうと、
「でも身体目的って思われたくないから、
ゆっくり付き合いたい」と、
ロンは額にキスをしてくれた。
「ダイニングで朝食、ご一緒する時間あるの?」と言うと、
ロンは嬉しそうに頷いた。

