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玉蘭花の香り
第3章 追い掛けて…

ホテルのフロントで鍵を受け取ろうとすると、
「お部屋を変更しました」と言われた。
鍵を受け取り、ロンに部屋まで送って貰うと、
とても広い部屋になっていた。
「あの…父からの美香さんへのお礼だって。
茶器、喜んでたし、
中国語も勉強してくれてて、
つまらない話に付き合ってくれて有難うだって。
それと、思い出になるようにって。
僕と美香さんとの初めての夜の為にだって」と言うと、
ロンが顔を紅くしていた。
ベッドの上には、
玉蘭花が散らされていた。
「美香さんは、お互いに何も知らないって言ってたけど、
付き合い始めてから、少しずつお互いを知り合っていけば良いと思ってるから…。
美香さん、僕と付き合ってください」
そう言うと、ロンは、
朝、エントランスでしたように、
跪いて私の手の甲にキスをして、
少し古めかしい布張りの立派な箱を取り出して開けた。
中には美しい翡翠のブレスレットが入っていた。
「あの…これは?」
「サイズが合うと良いんだけど。
指輪は用意出来なかった代わりに、
このブレスレット、身につけて欲しい。
お守りだよ?」と言った。
「結構キツイものを嵌めて、
基本的に外さないんだよ。
親指と小指を内側に折り畳むようにして、嵌めてみて?」と、
ロンも手伝いながら時間を掛けて左手に嵌めた。
身につける時は本当にキツかったけど、
ピッタリと収まった感じだ。
「とても美しい色ね?
でも、これ、とても高価なのでは?」
「美香さん、色が白いからよく似合うね」と言って、
改めて抱き締めてキスしてくれた。
「美香さん、今夜は朝まで一緒に居たい。
美香さんのこと、抱きたい。
良いですか?」と言うので、
私はコクリと頷いた。
「先にシャワー浴びても良い?」
「じゃあ、一緒に浴びたい」
「えっ?恥ずかしいわ」
「電気、消せばどう?
背中とか…身体中、洗ってあげたい」
「お部屋を変更しました」と言われた。
鍵を受け取り、ロンに部屋まで送って貰うと、
とても広い部屋になっていた。
「あの…父からの美香さんへのお礼だって。
茶器、喜んでたし、
中国語も勉強してくれてて、
つまらない話に付き合ってくれて有難うだって。
それと、思い出になるようにって。
僕と美香さんとの初めての夜の為にだって」と言うと、
ロンが顔を紅くしていた。
ベッドの上には、
玉蘭花が散らされていた。
「美香さんは、お互いに何も知らないって言ってたけど、
付き合い始めてから、少しずつお互いを知り合っていけば良いと思ってるから…。
美香さん、僕と付き合ってください」
そう言うと、ロンは、
朝、エントランスでしたように、
跪いて私の手の甲にキスをして、
少し古めかしい布張りの立派な箱を取り出して開けた。
中には美しい翡翠のブレスレットが入っていた。
「あの…これは?」
「サイズが合うと良いんだけど。
指輪は用意出来なかった代わりに、
このブレスレット、身につけて欲しい。
お守りだよ?」と言った。
「結構キツイものを嵌めて、
基本的に外さないんだよ。
親指と小指を内側に折り畳むようにして、嵌めてみて?」と、
ロンも手伝いながら時間を掛けて左手に嵌めた。
身につける時は本当にキツかったけど、
ピッタリと収まった感じだ。
「とても美しい色ね?
でも、これ、とても高価なのでは?」
「美香さん、色が白いからよく似合うね」と言って、
改めて抱き締めてキスしてくれた。
「美香さん、今夜は朝まで一緒に居たい。
美香さんのこと、抱きたい。
良いですか?」と言うので、
私はコクリと頷いた。
「先にシャワー浴びても良い?」
「じゃあ、一緒に浴びたい」
「えっ?恥ずかしいわ」
「電気、消せばどう?
背中とか…身体中、洗ってあげたい」

