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玉蘭花の香り
第5章 もっと近くへ

…ゴクリ…
「飲んじゃった。ちょっと苦かった」と言うと、
ロンは驚いた顔で私を抱き締めた。
「美香さん、そんなことしなくて良いのに…
でも嬉しい」と背中を撫でてくれる。
「ロンが愛おしくて…
そうしたくなったの」
「出ようか?」と言って、
「本当に美味しくなかったでしょ?
うがいすると良いよ」ともう一度額にキスをした。
言われたようにうがいをした。
だって、キスした時に、自分の味がするのもね?って思ったから。
マウスウォッシュもあったので、
それでうがいをした。
脱ぎ散らかされた服も拾って、クローゼットのハンガーに掛けた。
下着はそっと畳んで、ソファに置くと、
「そういうところが美香さんっぽいね」とロンに言われた。
「えっ?」
「きちんと家で躾を受けて、
色々なことをきちんとしてくれる処。
祖母達は、綺麗な食べ方をするって言ってたよ?」
「あらやだ。
面接されてたの?」
私を抱き締めると、
「みんな、美香さんのこと、大好きだって。
変人の兄まで、
普通に話してたな?」
「まあ、変人だなんて!」
「だってさ、アメリカ留学から戻って来た時、
恋人を連れて帰りますって言って、
あの男の人と家に戻って来たんだよ?
おばあちゃん、卒倒しそうになってたよ。
わざわざ、ハーバードに行かせたのにっておじいちゃんも…」
「でも、今は皆様と幸せにしてるんでしょ?」
「まあね」
「だったら良かったじゃない?
本当にお互いに尊重しあえて、相手を自分以上に大切に思えて一緒に幸せに暮らせるお相手なら、それが一番じゃない?」
「美香さんは優しいね。
そして思ったより進歩的だね?」
「だって…お兄様達のお互いに見つめ合って微笑むお顔を見てたら、
私も幸せに思ったもの。
お祖父様とお祖母様もそうだったし、
皆様、ご家族が本当に思い遣ってるのを感じたわ」
「でも、僕は、美香さんが一番好きだな」
と言って、キスをする。
「私もロンが一番好き」
そう言って自分からキスした。
「さっきの続き、しないと」と言って、
ロンはそっと私をベッドに押し倒した。
そして、
「舐めても良い?たくさん舐めたい」と言うと、
私の両脚を開いた。
「濡れてるよ?ほら」と、指で蜜を掬う。
夜はまだ始まったばかりだった。
「飲んじゃった。ちょっと苦かった」と言うと、
ロンは驚いた顔で私を抱き締めた。
「美香さん、そんなことしなくて良いのに…
でも嬉しい」と背中を撫でてくれる。
「ロンが愛おしくて…
そうしたくなったの」
「出ようか?」と言って、
「本当に美味しくなかったでしょ?
うがいすると良いよ」ともう一度額にキスをした。
言われたようにうがいをした。
だって、キスした時に、自分の味がするのもね?って思ったから。
マウスウォッシュもあったので、
それでうがいをした。
脱ぎ散らかされた服も拾って、クローゼットのハンガーに掛けた。
下着はそっと畳んで、ソファに置くと、
「そういうところが美香さんっぽいね」とロンに言われた。
「えっ?」
「きちんと家で躾を受けて、
色々なことをきちんとしてくれる処。
祖母達は、綺麗な食べ方をするって言ってたよ?」
「あらやだ。
面接されてたの?」
私を抱き締めると、
「みんな、美香さんのこと、大好きだって。
変人の兄まで、
普通に話してたな?」
「まあ、変人だなんて!」
「だってさ、アメリカ留学から戻って来た時、
恋人を連れて帰りますって言って、
あの男の人と家に戻って来たんだよ?
おばあちゃん、卒倒しそうになってたよ。
わざわざ、ハーバードに行かせたのにっておじいちゃんも…」
「でも、今は皆様と幸せにしてるんでしょ?」
「まあね」
「だったら良かったじゃない?
本当にお互いに尊重しあえて、相手を自分以上に大切に思えて一緒に幸せに暮らせるお相手なら、それが一番じゃない?」
「美香さんは優しいね。
そして思ったより進歩的だね?」
「だって…お兄様達のお互いに見つめ合って微笑むお顔を見てたら、
私も幸せに思ったもの。
お祖父様とお祖母様もそうだったし、
皆様、ご家族が本当に思い遣ってるのを感じたわ」
「でも、僕は、美香さんが一番好きだな」
と言って、キスをする。
「私もロンが一番好き」
そう言って自分からキスした。
「さっきの続き、しないと」と言って、
ロンはそっと私をベッドに押し倒した。
そして、
「舐めても良い?たくさん舐めたい」と言うと、
私の両脚を開いた。
「濡れてるよ?ほら」と、指で蜜を掬う。
夜はまだ始まったばかりだった。

