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玉蘭花の香り
第1章 婚約

ショップカードを見せながら言った。
「あの…ホテルでエステに行ったら、
系列店だからとこのショップカードをいただいたんですけど?」
「ああ。足裏マッサージですね?
全身マッサージや整体もありますよ?
全て個室ですが、お2人で1部屋でも大丈夫です」と説明しながら、
高級レストランのメニューのようなコースの説明の書かれた重厚なファイルを見せた。
「こちらのカードをお待ちなので、全てのコースが半額になります。
施術は、女性スタッフ、または男性スタッフのどちらかを選べます」
2人はファイルを見ながらコースを選んだ。
優子さんは、
「120分の足裏とオイルマッサージでの全身コースにする!
力が強い男性スタッフでね!」と言った。
「じゃあ、私も同じコースで。
肩凝りが酷いから力が強い方が良いけど、
女性が良いかしら?」と言うと、
「だったら、僕がやりましょう」と対応していた男性が思い掛けず言った。
男性に呼ばれてハンサムな若い男性スタッフが入ってきて、
優子さんに名刺を渡しながら、
片言の日本語で、
「アンディです。宜しくお願いします」と笑った。
優子さんは、
「部屋は別々が良いわ。
美香さん、良いでしょ?」と言ったので、
少し困惑しながら頷いた。
2人は笑いながら奥に消えて行った。
残された私に、
「ロンです。宜しくお願いします」と言うと、
「こちらへどうぞ」と同じ方向へと誘った。
奥は思いの外、部屋がいくつかあるようで、
一番奥の部屋に案内された。
「あの…ホテルでエステに行ったら、
系列店だからとこのショップカードをいただいたんですけど?」
「ああ。足裏マッサージですね?
全身マッサージや整体もありますよ?
全て個室ですが、お2人で1部屋でも大丈夫です」と説明しながら、
高級レストランのメニューのようなコースの説明の書かれた重厚なファイルを見せた。
「こちらのカードをお待ちなので、全てのコースが半額になります。
施術は、女性スタッフ、または男性スタッフのどちらかを選べます」
2人はファイルを見ながらコースを選んだ。
優子さんは、
「120分の足裏とオイルマッサージでの全身コースにする!
力が強い男性スタッフでね!」と言った。
「じゃあ、私も同じコースで。
肩凝りが酷いから力が強い方が良いけど、
女性が良いかしら?」と言うと、
「だったら、僕がやりましょう」と対応していた男性が思い掛けず言った。
男性に呼ばれてハンサムな若い男性スタッフが入ってきて、
優子さんに名刺を渡しながら、
片言の日本語で、
「アンディです。宜しくお願いします」と笑った。
優子さんは、
「部屋は別々が良いわ。
美香さん、良いでしょ?」と言ったので、
少し困惑しながら頷いた。
2人は笑いながら奥に消えて行った。
残された私に、
「ロンです。宜しくお願いします」と言うと、
「こちらへどうぞ」と同じ方向へと誘った。
奥は思いの外、部屋がいくつかあるようで、
一番奥の部屋に案内された。

