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私がお父さんを殺すマデ……
第1章 違和感
 教室に入ると、何やら男子達がニヤニヤと話してる傍ら、それを女子が怪訝な顔つきで見てたり、ヒソヒソと話し合ってるのがわかった。

 思えば、それは先週末、日直が月曜日の予定を書いてから、男子達がギャーギャーと騒いでいた。

「あ、さおりん、おはよう」

「うん。茜ちゃんも由利ちゃんもおはよう……。」

 ランドセルに入れた教科書やらを机の中にしまって、ランドセルをロッカーに入れた。

 机と机の間を通っただけでも、近くにいた男の子達もこちらを見てヒソヒソ話してた。

「ねぇ、さおりん。」

 手でコッチコッチと私も茜ちゃんらと頭3個をくっつけるようにし、先頭を切ったのは、由利ちゃんだった。

「ね、アレきた?」

「アレ?」

「ほら、セ·イ·リよ。私、朝なっちゃってね……。」

 初潮の事は、前の保健では習ったけど、そっか、由利ちゃんもう来たんだ。

「私は、まだだけど。お姉ちゃんが、毎月イライラしてて、ストレスたまる」

「お腹痛くなるとか、先生言ってたもんね。由利ちゃんは、お腹痛い?」

 聞くと由利ちゃんは、今は痛くはないと。

 予令のチャイムが鳴ったから、皆各々自分の席について、朝礼、朝の会から1時間目の国語とかの授業を受けた。休み時間になると、由利ちゃんと一緒におトイレ。

「うちのお父さん、最近、臭いんだよね」と茜ちゃんが言った。

「臭い?」

「なんだっけ? 加齢臭だかって、うちのママ言ってた。」

「加齢臭? そんな臭いの?」

 うちのパパ、どうだっけ?仕事から帰ると汗臭いとは思うけど。

「部屋の匂いが、お父さんくると変わる。お母さん、息止めてファボリーズ噴射しまくってるよ」

 おトイレから教室まで、どれだけ臭いのか、茜ちゃんが言っていたけど、わからなかった。

 2時間目は、男女に分かれて保健の授業。

 性について、男女の違いや生理のこと、胸が膨らんできたり、お尻が丸くなったり、エッチなこととか、先生が話す度に、女の子は女の子で、隣では、男の子達が騒いでいた。

 私のおっぱいは、ちょっとだけ大きくなってるのか。でも、まだブラジャーをつける程ではなかった。

「ね、このクラスで何人の女の子、ブラジャーしてると思う?」

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