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第3章 欲望の渦

一度お願いしようかしら、と思ってね…仕事いかんでは、専属にでもなってもらおうかしら……

まだ、元気そうでパワー有りそうだから……ウフﾌ～

願ってもない話だ…気合いを入れて、よ～し、頑張るぞ…と思っていた……

一通り仕事の説明を聞き……ハイ、解りました…３日も有れば出来ます……と答えた……

家の中を見渡し、家具類の調度品は、しっかりしたものが揃っていて、絵画、花など至るところに飾って有り、アロマオイルだろうか……いい香りが漂っていた……暫く、世間話などして……

じゃあ～明日から伺いますのでよろしくお願いいたします。

じゃぁ、よろしくね……。

そして、徳大寺邸を後にしたが……

由美は、自分には気が付いてない様子だった……。
地元にいる時でも眼中にもなく、違う方向を夢見てた……自分には、とうてい手の届かない……別の世界に住む人なんだろうな～と思っていた。
地元で同じ中学だったなんて、夢にも思ってないだろう……