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絶対的下僕の末路
第5章 【死んでも私の下僕よ、土下座しなさい】
「あっ…伊織っ……そんなにしたらイっちゃうってば」と声を抑えて言う私に更に興奮するんでしょ。
伊織にしか見せない顔でたくさん煽ってあげる。
堪らなくなってコントロール出来ずに射精しなさい。
全部舐め取ってあげるから。
ギリギリまで吸い尽くしてごめんね。
欲しくて堪らないの。
たった四、五時間離れるだけでこのザマよ。
身体中に紅い印散りばめて見送る。
バイトが終わったらナンパされながら待っていて、出てきた伊織の元へ駆けていく。
腕を絡ませて「お疲れ様」と言ったら喜んでくれるかと思ったのにナンパされてた事が気に食わなかったのか、見せつけるように顎クイしてキスしてきた。
「何もされてないよね?」
低い声で怒ってるって思わせてナンパしてきた連中に睨みつけている。
こうなった伊織は本当に鋭い目つきで誰も止められなくなるんだよね。
その牽制に耐えられなくなり離れていくまでやっちゃうからこっちがハラハラ。
「沙羅ちゃん、危ないからお家で待ってて?もう誰にも触らせたくない」
「いや、触られてないし」
「待っててくれたのはめちゃくちゃ嬉しいけど自覚してね?可愛い事」
「く、苦しい……」
ギュッと抱き締めて反論させない作戦だな?
「夜も遅いんだ、心配だから……」
「わかった、わかったからゴム買いに行こう?」
「えっ…?あ、もう無かったっけ?」
やっと離してもらえた手を今度は恋人繋ぎで歩き出す。
「うん、昨日何回したか覚えてる?一気になくなったんだけど……誰かさんが止まらないから」
「ええっ?えーと、すみません、4回はしたかと…」
「違う、朝もしたから5回だよ」
大きな声で言ったから周り気にして焦ってる。
ドラッグストアで仲良く選んで一箱取ったら「足らないでしょ」と三箱カゴに入れた。
他に日用品をいくつか買ってまた手を繋いで同じ家に帰っていく。
途中振り返ってガルル…と誰か睨みつけていると思ったら。
「今沙羅ちゃんの事エロい目で見てた」とか可愛い事言うから繋いでるだけじゃダメなのかなって腰に手を回させる。
より密着して良い感じ。
牽制するくせに慣れずに耳まで真っ赤になる伊織に笑った。