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絶対的下僕の末路
第5章 【死んでも私の下僕よ、土下座しなさい】
「あんたは私から離れていかないで……」
初めて男に言うんだから一言一句聞き逃さないでよね。
こんなに自分の心臓の音が響いてるのも震えそうなのも全部伊織にだけだから。
ギュッと抱き寄せられた。
胸に顔を寄せ付けてくるから私も抱き締める。
「知ってた?僕……沙羅ちゃんのストーカーなの、いつでも駆けつけるし、離れろって命令されても離れないから……ずっとずっと沙羅ちゃんだけの下僕だよ?」
携帯を取り出して録音する。
「もう一回言って?」
ちゃんと残しておきたいの。
「僕は一生沙羅ちゃんから離れません、一生下僕で、一生傍に居る……沙羅ちゃんだけを愛してます」
「じゃ、結婚する?」
「えっ!?良いの!?僕で良いの!?」
「え、プロポーズじゃないの?今の」
「も、勿論僕はそのつもりだけど…あっさり決めちゃうから」
「一生傍に居るんでしょ?浮気したらそのオチンチンちょん切るってのも永続的に有効だから」
「沙羅ちゃんにしか勃たないのに?」
「そうよ、覚悟して私と一緒になりなよ?」
「覚悟とかとっくに出来てるよ?今は沙羅ちゃんを養えるように必死に…」
「はぁ?誰が誰を養うって?下僕なんだから傍で仕えてれば良いのよ」
「でも結婚したら僕が大黒柱になって…」
「一旦この口塞ごうか」と片手で頬をムニュッとして唇を突き出させる。
「ご、ごめんなさい……」
「伊織は……そうやって私のストーカーしてなさい、元気で健康で居て…将来は私の隣で歯科医師してなさいよ」
「それって……」
「私が責任持って同じ職種に就かせる」
「沙羅ちゃぁん………」
「開業医目指すからそのつもりで」
「は、はい!頑張ります!」
「想像して…?閉めた後のクリニックで白衣脱がせて私とセックスしてるとこ」
ムクッと起き上がるペニス。
「バ…バイトだってばぁ〜」と甘い声出しながら後ろから激しく突き上げてくる。
我慢出来なくなった伊織のピストンが一番好きよ。