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絶対的下僕の末路
第1章 【玩具はお前だって言ってんの】
倒れ込み抱きついた。
まだ繋がったまま中でヒクヒクしてる。
息を整えるのに精一杯。
認めたくないけど、伊織とのセックスが一番イケる。
演技とか出来ないくらいイケちゃうの。
「イったよ……伊織もイキたい?」
「ん……イキたいけど、もう少し沙羅ちゃんの中に居たい」
顔だけ起こして甘いキス……
一番驚いた顔。
このタイミングでされるとは思わなかった?
蕩けてるんだから唾与えなさいよ。
「私の中気持ち良い?」
「うん……すっごく気持ち良い」
「動こうか?」
「待って……コレ解いて欲しい」
手の自由は取り返したいみたい。
前に持ってきて伊織の上体を起こす。
向かい合い繋がったままスカーフを解いていく。
自由になった途端「沙羅ちゃん!」と胸に顔を埋め抱きついてきた。
「なに勝手に触れてんの?」
「あ、ごめんなさい……」
慌てて離れると私は膝を立ててM字に脚を開く。
手は肩に置いて挑発するの。
「下から突いてイかせてよ……伊織の本気、見せて?」
「えっ……うん、でも先にイっちゃったら…」
「もう二度と伊織とはセックスしない」
「うっ……そんなぁ……」
「こうやって下から突かれてイキまくってんの、私……まずは他の男と同じラインに立ちなよ」
「もし沙羅ちゃんイかせられたら……もう他の人とはしない?」
思わず笑ってしまった。
「どう考えたって無理でしょ?まだ全然伊織のセックスじゃ満足しないの、気持ちは良いけどね?あんた一瞬で終わるじゃん、一回じゃ足んないって言ってんの」
ヤバ……中でどんどん固くなってるのがわかる。
本当ドMだよね、罵られて勃起してんだから。
少しだけ動いてやった。
「ねぇ、早くしないと私が動いちゃうんだけど?」
「あっ…あっ……動くから、沙羅ちゃん動かないで…っ」
片手は後ろにつき、もう片方の手で私の背中を支えながら突き上げてくる。
頭の芯まで震えが来たよ。
歯を食いしばって高く持ち上げる。
「あんっ……それ良い…っ」