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絶対的下僕の末路
第4章 【だから命令してあげてるじゃない】
全部拭き取った後に手錠を外す。
外した途端、野獣のようにキスしてくるのね。
舌遣いも荒々しい。
まだ奴隷のままだけど?
「誰がキスしていいなんて言ったの?」
って言いたいけど気持ち良いから許してあげる。
触れるともうカチカチじゃん。
今出したばっかだよね?
どうしたの?めっちゃがっついてくる。
「沙羅ちゃん……次は僕がリードして良い?」
はぁ?って言うと思った?
怒られ待ちの顔になってるよ。
前髪上げて額にキスをした。
「今日はもうイキ過ぎたの……優しくしてくれる?」
安堵の笑み浮かべて白い八重歯が見えた。
指を絡ませてベットが軋む。
久しぶりに押し倒されて重なる。
唇を這わせる愛撫も気持ち良い。
上も脱がせてもらって勃起した乳首を転がしてくる。
子宮がキュ…ンとなって脚がモジモジした。
されるがままのセックス。
伊織に愛されるだけの行為。
「もう誰にも渡さない、俺だけのものだよ……沙羅」
びっくりして身体を起こしてしまった。
熱い視線でビクともしない姿勢に感動さえ覚えてしまう。
本当に伊織なの…?
触れたいのに先に頬に触れてきた。
「そんな顔……もう僕だけにして」
「ん…?どうしようかな」
「沙羅、ダメだよ」
え……何これ。
めっちゃ刺さるんだけど。
私の方から引き寄せて唇を重ねた。
かなり強引に。
逃さない……本気でそう思ったら理性なんて吹っ飛んだの。
ズルい……呼び捨てとか。
首にチクン…と紅く残る。
今までずっと許してこなかったキスマーク。
「俺のって印」
再び絡み合う舌は更に激しくなる。
感じてる…?私の好きって気持ち。
「足りない……足りないよ、伊織」
もっとつけてくれないと。
これだけじゃ伊織のものにはならないよ。
ここと……ここにも。
終わったらここも。
指示しながら言われた通り紅く残してくれる。
上半身がキスマークだらけになった。
「沙羅もつけて」
呼び捨てにされるたびに子宮が疼く。
同じように紅く染めていくと早くも完全勃起したペニスが目の前にきた。
「舐めて」と言われ素直に口を開く。
優しく歯を立てないように奥まで咥える。