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絶対的下僕の末路
第5章 【死んでも私の下僕よ、土下座しなさい】
講義が終わっても離れようとしない男。
葉山って名前、さっき知ったわ。
真帆も来てくれたけど、連絡先聞いてくるとか空気読めない男はやっぱり無理。
ちょうど廊下に出てきた伊織の元へ脚を進める。
私を見てパッと明るく笑う伊織がどれだけ癒やしを与えてるかって事。
白衣着てる私にドキドキしてるの?
もう真っ赤だよ?
「え、やっぱり付き合ってるの?」とか後ろで聴こえてくるけど私の視線は伊織にロックオンだ。
真帆の声で「諦めた方が良いよ」ってセリフも有り難い。
私の方から指絡めて微笑む。
「今日の沙羅ちゃんヤバい…」
さっきから目合わないから覗き込んでみるけど一瞬合ってすぐ逸らしちゃう。
めっちゃ可愛いんだけど。
廊下で二人だけの世界を見せつけるのは嫌いじゃない。
小さい声で「勃った?」とか聞いたら猫背になって窓側に向くの。
ごめんごめん、まだ講義残ってるのに煽っちゃったね?
「後でね」と頬にキスして着替えに行く。
白衣を置きに行くだけだけど。
真帆に宥められて肩を落とす葉山くんはまだ「絶対隙きがあるはず」とか言ってたみたいだけどそれはナイから。
自分でもびっくりするくらいハマってんの。
例えば、誰も居ない使われてない部屋に忍び込んで家まで待てずに襲っちゃうところとか…?
カーテンに隠れてキスしたり死角になる場所でドキドキしながらフェラしたり…?
「沙羅ちゃん…っ」
「何?」
「それ以上はっ……」
「ダメなの?」
「うぅっ……出ちゃうよ」
「私のフェラ耐えれないんだ?フフフ、いつもだね」
鍵は壊れてて掛かってない。
外側から数人の笑い声や足音なんかが聴こえてきて思わずしゃがみ込んだ伊織。
口からいきなり離れたから一瞬驚いたけど、これだったら見えない所で騎乗位出来ちゃうね。
そっと上に乗り、カチカチのペニス握るよ。
ショーツを横にズラして挿入したら可愛い声出しちゃって慌てて口押さえてる。
「声我慢して」と唇を重ねた。
私から腰を動かしてGスポットを弄る。
舌を絡ませていながらこっちも声が漏れそうだ。
どんどん蜜も溢れてる。