この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
不誠実なカラダ
第1章 割り切る?ううん、ただ体を満たしたいだけ
「……くっ!」
部長が絶頂に達した事を感じながら、はぁはぁと息を切らす。
「満足したか?」
仰向けになった部長が、静かに聞いてきた。
「はい。」
布団で前を隠しながら、私は背中を向けた。
「それはよかった。」
部長も、私に背中を向け、スーッと寝息を立て始めた。
これは、自分が望んだ事。
相手に愛情も無く、まして相手にも、望んでいない。
それなのに、なぜこんなにも、胸が締め付けられるのだろう。
結論。
体だけの関係では、心は満たされない。
分かった、つもりだった。
部長が絶頂に達した事を感じながら、はぁはぁと息を切らす。
「満足したか?」
仰向けになった部長が、静かに聞いてきた。
「はい。」
布団で前を隠しながら、私は背中を向けた。
「それはよかった。」
部長も、私に背中を向け、スーッと寝息を立て始めた。
これは、自分が望んだ事。
相手に愛情も無く、まして相手にも、望んでいない。
それなのに、なぜこんなにも、胸が締め付けられるのだろう。
結論。
体だけの関係では、心は満たされない。
分かった、つもりだった。