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フレックスタイム
第9章 天使降臨
翌日から、
「ヒール靴、禁止!」と翔吾さんが言うので、
「3センチのだったら大丈夫ですよ」と反論しても、
全く取り合ってくれなくて困ってしまった。

取り敢えず、通勤で使ってる黒いスニーカーで出社して、
そのまま、社内でもそのスニーカーで過ごすようにと言って聞かなかった。

そして、会社の帰りにもっと低いヒールの革靴を買うことになった。
オジ靴って感じのものは、
安定感があるので、確かに安心だとは思った。

でも、多分これでは、
あっという間に私が妊娠したらしいという話が社内で流れるに違いないと思った。



更に、たかが靴を買うだけだというのに、
翔吾さんは買い物にもついて行くと言う。
荷物を持って歩くのが心配だというのが、
その理由だった。

仕方なく、スケジュール調整をして、
少し早めに会社を2人で出ることになった。


私用なのでタクシーで移動することにして、
「こんなことでリスケするのはダメですからね?」と釘を刺した。
そうでもしないと、
本当にとことん過保護になりそうで、
仕事に影響してしまうと思った。


百貨店で、
歩きやすくてヒールが低くてしっかりした靴を3足買った。

更にマタニティウェアを見に行こうと言うので、
「そんなのは、まだまだ先ですよ?」と笑った。


「じゃあ、記念に何かプレゼントしたい」と言って聞かないので、
カルティエでブレスレットをお揃い買いましょうと提案して、
お互いにプレゼントし合う形にした。

それでも気が済まないようで、
「お揃いのピアスも!」と声を掛けていたので、
少し溜め息をついてしまう。


翔吾さんたら、私に甘過ぎて困るんですけど!



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