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フレックスタイム
第10章 時短の女
帰宅したのはいつもより遅い時間だったので、
翔吾さんと一緒にシャワーを浴びて、
ベッドに横になった。

ここのところ、ケンは2階の子供部屋に寝ることが多くなっていた。
ベビーベッドでは、レンがスヤスヤ寝息をたてている。

バスローブを脱いで、
生まれたままの姿でシーツに潜り込んで、
絡み合うようにキスを交わすだけで、
じんわりと濡れていくのを感じる。


身体が触れ合っているだけで、
ビクンとしてしまう。


「百合、綺麗だよ」と言って、首筋から胸へと舌を這わせていく。
胸を吸われると、
まだ母乳が出てしまうけど、
気にせず翔吾さんは舐め回してはちゅぱちゅぱとしたと思うと、
甘噛みしたり、レロレロと乳首を転がすので、
堪らず頭をギュッと抱き締めて声を上げてしまう。


翔吾さんの熱くて硬くなったモノをそっと握って上下に動かすと、
翔吾さんが呻く。

翔吾さんが位置を変えて私の股間に顔を埋めて、
音を立てて舐め始めるので、
私も翔吾さんを咥える。

上から私の喉に突き刺すように動かされると、
犯されているようで苦しくなるので、
指でも刺激しながら、舐めたり吸ったりする。
翔吾さんの反応を見ながら舐めていると、
私が翔吾さんを犯しているような気持ちにもなる。

それなのに、今度は、
クリトリスや中への刺激に翻弄されて、
頭の中に真っ白な閃光が走ったかと思うと、
痙攣してしまい、動けなくなる。

私のナカから飛沫が激しく飛ぶのを、
翔吾さんが受け止めて舐めとって飲んでくれるけど、
収まりきらずにシーツを濡らしてしまう。


「いっぱい、出たね?
美味しかったよ」と言うので、
私も翔吾さんのを搾り取って飲み干そうとすると、

「ダメだよ?
中に出したいから。
ゴムつけるね」と小引き出しに手を伸ばす。

そして、ぐっしょりに濡れた中に突き立てると、
脚を抱えて奥まで刺激を与える。


「ナカがうねって、奥に引き込もうとしてるよ。
凄いな。
気持ち良いよ」

「私も気持ち良くて…
あっ…あんっ。
そこ、そこに当たると、
気持ち良すぎて気が狂いそう」

そう言いながらも、
翔吾さんの腰を脚で絡めて、
もっと当たるように擦り付けてしまう。

翔吾さんの腰が一層早く動く。

「ああぁ…んっ。
イク!イッちゃう!」

「俺も…。
あああ…出るよ。
百合、愛してる」

「私もっ」



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