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フレックスタイム
第11章 フレックスタイム
「声、出しちゃダメだよ?」
と言うと、
更に激しく突き上げるので、
口を自分で押さえながら、
私はイッてしまった。


「俺に命令するなんて、
さすがは副社長さんだな?」
と笑うと、
私の向きを変えさせて机に身体を押さえつけるようにすると後ろから更に責め立てた。

口を片手で塞がれると背徳的な気持ちになって、
余計に濡れてしまう。

クリトリスとナカを同時に責められると、
気持ち良さに意識が飛びそうになる。


「もうダメ。
来て。
ナカに…奥に出して?
一緒にイキたいの。
あぁ…んっ…」



暫く繋がったままで、2人、息を整えてから、
身支度も整えると、キスをした。



「翔吾さん…
もう一つ、ご褒美っていうか、
報告があるの」


「何?
なんか、記念にプレゼントでも選びに行きたいとか?」


「今度の土曜日にね、
一緒にお出掛けして欲しいの」


「良いよ。
カルティエでも、エルメスでも…」


「産婦人科に…」


「えっ?」


「多分ね、授かったみたいよ?」


「本当に?
それは嬉しいな」


「だから、副社長なんて…」


「出来るよ。
フレックスタイム勤務で、
最高の数字を叩き出す最強の副社長になれるよ。
会社のみんなも協力してくれるし、
それを目標に仕事に取り組めるから」


「そうだと良いんだけど」


「家に帰って、
みんなに報告しようか?
喜んでくれるよ」
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