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トパーズ
第19章 結婚披露宴とその後
札幌に戻った週は、
前回お休みしてしまった講義に出て、
先生に2人でお詫びがてら、
小さいお土産を渡したり、
ノートを頼んだ友だちにもお土産渡してコピーを貰ったりした。


土曜日にはマスターさんと奥様にもお土産を渡して、
デュオのライブをいつものようにさせて貰った。


夜は、披露宴の準備を少しずつしていた。


大学からは、
一番に入籍報告した担任の先生と、結婚のことであれこれ相談をした学生課の課長さんには早々にご招待状を渡していた。

それと、ライブをさせて貰ってるジャズバーのマスターご夫婦と、
東京のジャズバーのマスターさんもお誘いしてる。

ミラノのところはご両親と駿くんも招待した。
1人だけお留守番も可哀想だし、
弟みたいなものだから。

同級生からは、
茉莉子さんとまこちゃんも招待した。
よく考えたら私達は、
それ以外、本当に仲良くしている人は居なかった。

黒田先生のお席も絶対に用意したくて、
ご両親にお声を掛けたら、
喜んでご出席してくれるということだった。

それと、高校の校長先生と学年主任だった先生もご招待した。
あれこれあったけど、理解もしてくださり、
私が理系に変わる時もサポートしてくれていた。


親族は、
山田くん側は一緒にフランスに行った方達の他、
お父様側のお身内もご夫婦でご出席で、
そのお子様、山田くんの従兄弟達にもそこで始めて顔を合わせることになることになる予定だった。

男系の一族らしく、
従兄弟達は全て男の子だと聞いていて、
その中で比較的若い山田くんが結婚して一番乗りだということだった。


私の方の親族は、
鎌倉の祖父母と、
苦手な横浜の叔母さま達くらいだけど、
叔母さまのところは子供も居ないので、
本当に身内は少ないなと思っていた。

飛行機はとても無理と言っていたグランパとグランマが、
やっぱり出席したいからと言ってくれて、
それは本当に嬉しい話だった。

2人でというのは大変なので、
執事のルイとメイドのマリーも同行してくれるとのことだった。

そして、そのグランパ達の席に、そっとミケーレも紛れ込ませようと思っていた。
欧米人同士だから、目立たないかなという作戦だった。
「でも、きちんとお父さんとは話をするから」と、山田くんは言っていた。

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