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トパーズ
第2章 新たな恋
翌日、少し痛みが和らいだ感じがして、
水を飲もうとキッチンに行こうとしたら、
和室の畳の上にミラノが寝ていて、
ソファには黒田先生が寝ていて、固まってしまう。


「えっ?」

「んっ?起きた?
お腹、大丈夫?
ダメだよ。冷たい水より、白湯の方が良いよ?」と言って、
黒田先生はペットボトルを取り上げて、
ケトルに中身をあけて、沸かし始めた。

そして、マグカップにお湯を入れると、
「これじゃ熱いかな?」と氷を入れて渡した。


「勝手で悪かったけど、
あまりに具合悪そうだったから泊まらせて貰ったよ?
そしたら、ミラノがさ、
俺が斎藤さんに襲いかかるんじゃないかと思って、
泊まるって言うから、
こんな状況になったわけ」


「あの…ご心配お掛けしました。
もう大丈夫…うっ…痛っ」

「ソファに座る?」と、私を抱き上げて運んでくれて、
そっと降ろしてくれる。

そして、
「シーツ交換してくるよ。
替えのシーツは、脱衣所のタオルとかあるトコかな?」

「えっ?
良いです!!
大丈夫です。
自分で…」

「座ってて?
俺、妹がいたから、そういうの慣れてるの。
気にしないで?」
と、スタスタと洗面所と私の部屋に行ってしまう。

追い掛けようとしたけど、
痛みで動けなかった。

多分、シーツを交換して、
汚れたシーツを水洗いしてから、
洗濯機を回してくれてるような音がした。


恥ずかしくて、顔が紅くなってしまって、
少し泣いてしまった。


黒田先生は戻ると、
「どうした?
もっと痛くなった?
綺麗になったから、
ベッドに行こうか?」と、また抱き上げようとすると、
ミラノが目を覚まして、
「く、黒田先生、何やってるんだよ?」と近づいてきた。


「ん?お姫様をベッドに運ぶんだよ?
ミラノがやる?」と言うと、

「落としそうだから、やめとく」と言う。


「お腹はそんなに今は痛くないけど、
なんか、恥ずかしくて」と言うと、

「痛くないなら、今のうちに朝メシ、食べようか?
お腹に何か入れないと、
鎮痛剤、飲めないから」と言って、
頭を撫でると、

「ミラノ、手伝え!」とキッチンに行ってしまった。
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