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トパーズ
第4章 キス以上のこと…
朝までぐっすり眠って、
目が覚めたので、
黒田先生の寝顔を見ながら、
ぼんやり考え事をしていた。


山本先生は…
私がキスしたのがきっかけで、
私のことを気にするようになったのかもしれない。

そして、あんまり女性慣れしてなくて、
乱暴なキスをしてきた。
それが、後々の行為に及んだ時に、
乱暴なことをされそうで、
怖さを感じていたのかもしれない。

それに…
ちゃんと付き合い始めるとか、
告白されることもないまま、
いきなりプロポーズみたいなことを言われて…
おまけに放置されて…
戻ってきたかと思ったら、
更に6年待っててくれとか。

私の気持ちを確かめることがないように思えた。
全部、自分軸。

自分のことは自分で考えて決めたいし、
お互いに話もたくさんしたい。

だから…
山本先生は論外だ。

家庭教師も、もう断ろう。
そう思った。

でも…
私も好奇心から、
山本先生を煽ってしまった。
その点については、酷いことをしたという自覚もあった。



ミラノは、そう言う意味では気楽で、
性別を超えた親友だ。
キスはするけど、
それ以上に進むことはないというのが、
安全だし、
多分私なんかより女心を判ってくれそうな気がする。



山田くんは…
良く判らない。
ぶっきらぼうだし、
話し掛けない限りは、
あちらから話し掛けることはない。
自分のことも話さない。
進路のことを話した夜に、
家から離れたいって言ったのは、
どういう意味なのかな?
でも、ゆっくり低い声で話す処は、
気持ちが落ち着く。
一晩一緒に居ても何もないくらい、
私のことは異性として見てないんだろう。
だから、親友になれる。



最近の由貴さんは、
知らない男性とデートしたり、
セックスの話とかして、
私が紅くなるのを冷やかす感じ。
「アイスキャンディーみたいにペロペロする」って話もしてたけど…。
揶揄われているばかりで話もしにくくて、
男子と居る方が気楽だ。



そして、黒田先生は…
私、物凄く好きだと感じてる。
キスされるだけで、頭の中がクラクラして、
何をされても良いくらいの気持ちになってる気がする。

でも、凄く私を大切にしてくれているのも実感してるから、
我が儘かもしれないけど、
このままもう暫く甘えさせて貰おうと思った。

そう思いながら、そっと先生の唇にキスをした。
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