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そぶりをやめて
第2章 7日目
「...っ、んっ...」
やば。
ずっと我慢してたのに、つい声出ちゃった。
慌てて口の当たりを手で覆う。
「...大丈夫か?」
そんな確認とかしないで、スルーして欲しい。
真っ暗だと眠れないとか言う、まっけーの意見に折れて、あの丸いライトがついてるし。
狭いシングルベッドで恐らく顔が見えてる。
手で隠してみるけど、きっと見えてる。
お腹の奥のほうまで挿入ってくる衝撃に、つい声が漏れてしまった。
「だ、...いじょうぶ。だか...ら」
やめないで欲しい。
それは、気持ちがイイとか、そーゆーのではなく。
どうせなら、無事に“最後まで”終わって欲しい。
そう思うから。
「...痛いのか?」
声の様子で察したのか、汐里の腰を掴む手を緩めた佳祐からかすかに戸惑う声がする。
確かにまだ2回目だからか、恥ずかしさにまだ慣れないし、体も受け入れることに慣れてない。
十分すぎるぐらい、まっけーこと佳祐はゆっくり丁寧にしてくれてる。
だけど...。
汐里が小さく首を振る。
「その、まっけーの...が」
「ん?」
顔を背けた汐里の声が聞き取りにくかったのだろう。
覗き込むようにしてカラダを寄せてくる。
より奥にチカラが当たって、圧迫感が凄い。
経験値が極端に少ないけど、これは久しぶりだからじゃない気がする。
「っ...おっきい、よ...」
「!何言って...」
しばし止まっていた腰が、再び動き出す。
「...煽りやがって。も、手加減しねぇ」
「あおっ...て、な...んっ...っ」
上体を起こした佳佑が、今までとは明らかに動きが変わってきた。
「...っ、...いっ」
痛いと言いかけて、口を手で強く塞いだ。
言ってしまったら、またさっきみたいに止まって、今度はそのまま辞めてしまいそうな気がしたから。
どうせなら、このまま終わってしまって欲しい。
目を瞑ってその時が来るのをひたすらに耐える。
痛苦しいなかにも、気持ちイイのはいくらかあって。
どっちがどっちなのかは、まだよく分からな...。
佳祐が大きく震えて、奥で熱いモノが数回放たれた。
...終わった。
ゆっくりと離れてゆくのにも衝撃が来て、汐里のカラダが小さく震える。
喪失感と共に身体中のチカラが抜けて、そのまま眠りについた。
やば。
ずっと我慢してたのに、つい声出ちゃった。
慌てて口の当たりを手で覆う。
「...大丈夫か?」
そんな確認とかしないで、スルーして欲しい。
真っ暗だと眠れないとか言う、まっけーの意見に折れて、あの丸いライトがついてるし。
狭いシングルベッドで恐らく顔が見えてる。
手で隠してみるけど、きっと見えてる。
お腹の奥のほうまで挿入ってくる衝撃に、つい声が漏れてしまった。
「だ、...いじょうぶ。だか...ら」
やめないで欲しい。
それは、気持ちがイイとか、そーゆーのではなく。
どうせなら、無事に“最後まで”終わって欲しい。
そう思うから。
「...痛いのか?」
声の様子で察したのか、汐里の腰を掴む手を緩めた佳祐からかすかに戸惑う声がする。
確かにまだ2回目だからか、恥ずかしさにまだ慣れないし、体も受け入れることに慣れてない。
十分すぎるぐらい、まっけーこと佳祐はゆっくり丁寧にしてくれてる。
だけど...。
汐里が小さく首を振る。
「その、まっけーの...が」
「ん?」
顔を背けた汐里の声が聞き取りにくかったのだろう。
覗き込むようにしてカラダを寄せてくる。
より奥にチカラが当たって、圧迫感が凄い。
経験値が極端に少ないけど、これは久しぶりだからじゃない気がする。
「っ...おっきい、よ...」
「!何言って...」
しばし止まっていた腰が、再び動き出す。
「...煽りやがって。も、手加減しねぇ」
「あおっ...て、な...んっ...っ」
上体を起こした佳佑が、今までとは明らかに動きが変わってきた。
「...っ、...いっ」
痛いと言いかけて、口を手で強く塞いだ。
言ってしまったら、またさっきみたいに止まって、今度はそのまま辞めてしまいそうな気がしたから。
どうせなら、このまま終わってしまって欲しい。
目を瞑ってその時が来るのをひたすらに耐える。
痛苦しいなかにも、気持ちイイのはいくらかあって。
どっちがどっちなのかは、まだよく分からな...。
佳祐が大きく震えて、奥で熱いモノが数回放たれた。
...終わった。
ゆっくりと離れてゆくのにも衝撃が来て、汐里のカラダが小さく震える。
喪失感と共に身体中のチカラが抜けて、そのまま眠りについた。