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そぶりをやめて
第3章 3週間
そうだ。
何が前回までの2回と違うか、思い出した。

お酒を飲んでないんだ。

勢いを付けるために、どちらの日もがぶ飲みした。

さっきこっちに来る時に、お酒を飲んどくんだった。


撫で回すだけだった佳佑の指が、ワレメを押し広げるようにしてナカに入ってきた。

「っ!!」

荒くなってきた息が一瞬止まる。


その呼吸ごと唇を吸われ、ますます息苦しい。

ずっと我慢してたのに、佳佑の顔にあえぐ息がかかってしまう。

「...も、...やだ...ぁ」

「...なにが?」

少し動きが弱まると余計に、柔らかくもゴツゴツした佳佑の指を生々しく感じる。

「...も、いいか...らっ」

先程からこすりつけるようにしているモノに、なんとか手を伸ばす。

「っ!」

驚いたようで少し腰が浮いたが、追いかけて撫で回す。

「これ、入れて...」


一呼吸置いて、ナカの指がするりと抜き去られる。

呼吸を整えている間に、ショーツが脱がされ、脚を広げられた。

大きく空気に触れ、熱い塊が擦りつけられる。


「...入れるよ」

確認なんてしなくていいから、早くして欲しい。

顔を背けたまま、何度も頷く。


「っ!!...はぁ...」「...っは」

指とは比べ物にならない熱と重量感が押し寄せる。

新しい高反発のマットレスが、2人の体が動く度に大きく揺れる。

口を抑えていた手が、掴むものを探してシーツを彷徨う。


次第に倒れてきた佳佑の体に手を伸ばし、無我夢中に腕を回して動きに耐える。

互いの荒い息を遮るように唇を重ね、舌を絡ませる。


ヤバい...。

なんか、前より、...気持ちいい、かもしれない。

まだ重苦しい部分的もありつつ、気持ち良さが少しだけ上回って来たような。

「...っ、は...」

やっぱりダメだ。

一段と大きくなって動きを増すそれに、苦しさの方が勝ってしまう

呼吸が思うように出来なくて、カラダが熱くて張り裂けそうだ。

苦しく悶える汐里を、佳佑はイキそうなのかと勘違いしている気がする。

違うんだけど、言葉を発することが出来ない。

「も、...だめ...ぇ」

「っ!...くっ!!」

最後の力を込めた佳佑が、放って力尽きる。


あぁ、終わった...。


汐里は、安堵のまま眠りについた。
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