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そぶりをやめて
第22章 3815日
はだけた浴衣を身に纏いながら悶え震えている汐里を、佳佑が恐らく20代とまではいかないが充分そそりたったモノを捌きながら見下ろしている。

「早く...キテ...」

体を少し起こして、足を広げ直し、腰を動かして、佳佑に近付いてゆく。

熱い塊が擦り付けられ、もっと欲しくて、起き上がり佳佑の首に手を回す。

「そんな挿れて欲しい?」

言葉はSっぽいが、喜び方はその逆だ。

汐里の腰を掴んで、より擦り付けるように動かしてゆく。

あがった息と、にちゃにちゃといやらしい音が響く。

汐里は言葉に出来ずに、小さく何度も頷く。

嬉しそうに佳佑が笑って、唇を重ねる。

「汐里...。好きだよ」

そう言ってまた唇が触れ、今度は舌が入ってくる。

深く絡まる前に離れてゆき、汐里の言葉を待っている。

「...私も」

「うん」

髪が撫でられ耳に掛けてから、また軽く唇が触れる。

汐里が次の言葉を発するのを待っている。

「波音(なおと)と晄希(みつき)には、毎日言ってるじゃん。俺には何で言えないの?」

波音と晄希は、2人の息子で。
今年9歳と7歳になった。

そりゃ、息子達には「好き好き〜!!」って言いまくっているけど。

佳佑に言葉で伝えるのは、10年経った今でも恥ずかしくて仕方ない。

「...ね、言って?早く汐里のここに挿れたい...」

ここ数年、「好き」って言葉にしないと、挿れてくれない。

今にも入りそうに、蜜液を纏って入口に擦り付けている。

時折ビリっとした快感が体を掠めて、ナカに欲しくてたまらなくなる。

「っ、あ。好き。私も佳佑が、好き。だから、挿れてぇ...」

「っは、仕方ないな...」

張り詰めた先が、沈む音を立てて入ってゆく。

「...あっ、んっ、...すごいっ」

ゆっくり押し広げながら奥に進んでいるのが分かる。

ジワジワと快感が全身に広がって、首にまわした腕に力が入ってゆく。

「けいすけぇっ、ああんっ」

佳佑にも抱きしめられ、深く奥まで到達したのが分かる。

「ああ...汐里...」

顔を寄せ、深く舌も絡ませる。

舌を吸いあっては、唾液を交わすぐらい深く舌を絡ませる。

緩やかに動き出した腰は、次第に大きく飛び跳ねるような動きに変わってゆく。
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