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そぶりをやめて
第4章 1ヶ月と3日
入籍して新しい生活が始まってから、土日の休みはすこぶる忙しかった。

それまでに何も結婚準備的なことをしていなかったのもあって、大急ぎで揃えるのに一苦労した。
家具やら家電やら食器類。タオルやシーツなどのファブリック系。各種洗剤や掃除グッズ、トイレ用品。
佳佑は一人暮らしをしていたが、転勤も多くあまり物がない生活をしていたからか、2人の生活としてはあまり使える物がなかった。
汐里は実家からなので、衣料品以外は何もなかったのだ。

でも、ここ1ヶ月の間に、2人でほうぼうへ出掛けて買い、ある程度のものは揃ったと思う。


だからこそ、そろそろ昼までぐっすり眠りたい。
だらだらして、ライブDVD見たり、ドラマやお笑い見たり。
1日予定を組まずに、ごろごろしてたい!!!

そんな提案を、何気にする。


なんだなんだ。

黙っちゃって。

なんか不服そう。


「俺は?」

はい?

声小さっ。

「俺はどうしてたらいいの」

「...え、別に。自由行動じゃない?」

出掛けたかったら、1人散歩とか?に出掛ければいいし。
家で別に違うことしてもいいけども。

「...おー」

なんなの。

佳佑は、まだ不服そうだ。

予定ないって言ったじゃん。


「とりあえず、明日は起こさないでね!」

「...わかった」

やった!明日はぐうたら眠れそう!

その後は何しようかな〜?

そろそろバンドのグッズが発売って言ってたな〜。
コロナで活動制限かかってるから、いっぱい買って貢献しなきゃね。
発売日は注文が集中するから、下調べしとかなきゃだ。

Amazonプライムで映画やドラマを見るのもいいねー。
月が変わったから、そろそろ無料解禁になってるやつあるかも〜。


ふと視線を感じで、佳佑を見る。

「...何かついてる?」

「いや...」

変なまっけー。

そうとう、お疲れなのかねぇ。


私も疲れた。

今日は、早く寝ようー。





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