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世界で一番身近な女
第5章 両親の帰宅
「ありがとう、もういいよ」
もっと、もっと、夫のペニスを弄っていたいのに
夫の洋介はシャワーヘッドを手にすると熱い湯を流出させて身体中のシャボンを洗い流した。
「えっ?もういいの?」
不満そうな希美枝に
「これ以上弄られたら出ちゃいそうだし」と耳元で囁いて意地悪そうにニヤリと笑った。
「さ、今度は希美枝の体を洗ってあげよう」
手でボディソープのシャボンを作り、
愛撫代わりに身体中を撫でてもらえるものと期待したけど、洋介は生真面目にタオルで希美枝の体を洗った。
「はい、おしまい」
乳房を揉むわけでもなく、尻を撫で回すこともなく、ましてや希美枝の割れ目の奥に指を入れてかき混ぜることもなかった。
『なによ!これじゃあ普通の入浴じゃないの』
不満そうな気持ちが顔に出てしまったのだろう。
わかっているよとばかりに、
泡を洗い落とした洋介は、シャワーの湯を止めると、希美枝の肩をガッシリと掴んだ。
『え?…これで終わりじゃないの?』
そう思っている希美枝の肩に洋介の太い指がググッとくい込んで来た。
「旅行帰りで肩が凝ってるだろう?」
そう言って洋介はマッサージを始めた。
「希美枝、随分と凝ってるね…」
洋介は希美枝の細い肩を力強く揉みながらそう呟いた。
「はい…」
「せっかく一緒に風呂に入ったんだ。
体も心もリラックスしてもらいたいからね」
洋介は、そう言いながら希美枝の背中を親指で指圧し始めた。
彼の手は背中から腰へと移り、
腰をグイグイと指圧して来る。
続いて夫の手は椅子に座る希美枝の丸い尻肉へとゆっくりと移動した。
洋介は両指を一杯に広げ、希美枝の尻肉を鷲掴みにする。
グニョグニョ…と尻肉を揉みしだく夫の指…
『あ、やっぱりただのマッサージじゃなく、愛撫代わりなんだわ』と希美枝は悟った。
正面から正々堂々と愛撫するのが照れ臭いものだから、こんな風にしか妻の体を弄ることが出来ずにいた。
「卑猥なマッサージなのね…こんな揉みかたは初めてだわ」
「尻のコリをよくホグしておかないとね、
男はね、女の尻を見て欲情するもんだよ…」と、洋介は独り言のように呟いた。