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世界で一番身近な女
第1章 世界で一番身近な女
姉との入浴を拒否する大介を無視して
姉の紗希はバスタブに侵入してきた。
「ちょ、ちょっと!!」
小さなバスタブに二人は狭すぎる。
紗希がバスタブに浸かるとお湯がナイアガラの滝のように洗い場に流れた。
「あ~~!もう!!お湯がもったいないだろ!」
大介は少しでも流れ出るお湯を減らそうと中腰の体制を取った。
「あ~、気持ちいいねえ~♪」
紗希が感嘆の声をあげながら、大介に抱きついてきた。
じゃれるなよとばかりに、大介は紗希に背を向けた。
「なに恥ずかしがってるのよ」
かわいい私の弟と言いながら大介の背中にピッタリとくっついた。
背中に紗希の乳房のボリュームが伝わる。
『ね、ねえちゃんって…すげえ巨乳だったんだ…』
洋服の上からでも胸が大きいのはわかっていたが こうやって密着されると、それが生々しく実感できた。
「ね、ねえちゃん!もう上がれよ!」
「なによ!私なんて今さっき浸かったとこじゃん。 上がるならあんたが先でしょ」
大介にしてみれば飛んで出たい思いはあった。
でも、それができないやむにやまれない事情があった。
体の一部が大きく変化してしまっていたからだ。
背中に当たる乳房の柔らかさがとても気持ちよかった。
頭の中では寝落ちする前に鑑賞していたAV女優の たわわな乳房が頭の中をグルグルと回っていた。
「ねえちゃん、酔っ払ってるんだろ? すっげえ酒臭いぞ! 酔っているときに入浴なんてするもんじゃねえんだからな」
大介はみるみると顔が真っ赤に上気していった。 それは決して湯にのぼせたとかではなく、背中に密着する乳房の柔らかさによるものだった。