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世界で一番身近な女
第1章 世界で一番身近な女

「あら、真っ赤になっちゃって~
かわゆいんらからぁ~」

湯のぬくもりが紗希の酔いをさらに加速させていた。
次第に睡魔とともに口調も呂律が回らなくなってきていた。
赤い顔をしてるとからかう紗希の顔も程よい桜色に染まっていた。

「かわゆい大ちゃん♪食べちゃいたいぐらいよ~」

酔っ払いの紗希にいたずら心が芽生えた。
不意に大介の耳に紗希がかぶりついた。
甘噛みなどではなく、かなり真剣に歯を立ててかぶりついたのだから大介にしてみればたまったものではなかった。

「痛え!!姉ちゃん!何するんだよ!
真剣に怒るぞ!!」

声を荒らげてみたが、勃起したペニスを手で隠しながらの姿は滑稽であった。

「あら~~~、痛かった?」

紗希は素直にゴメンねえと謝ってくれた。
しっかりついた歯型に痛いのを忘れるおまじないをしてあげると言いながら、大介の耳をペロペロと舐め始めた。

「あああ…」

産まれて初めての女性からの舌による愛撫…
情けなくも大介の口からは艶かしい声が漏れてしまった。
耳元でピチャピチャと紗希の舌が蠢く音が…

『おおおお!!!めちゃくちゃ気持ちいいじゃん』

股間を押さえてる両手を跳ね除ける勢いでペニスがガチガチに勃起した。

「気持ちいいでしょ…チンチン勃っちゃた?」

そう言いながら紗希の腕が伸びて後ろから大介を羽交い締めした。

「ね…気持ちいいことしてあげようか?」

紗希の細い指が大介の乳首を弄った。
たちまち大介の乳首はカチカチに勃起し始めた。

「き、気持ちいいことって?」

相手が姉だということも忘れて、
うまくいけばフェラチオしてくれるのではないかという期待に胸をふくらませた。
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