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世界で一番身近な女
第9章 泌尿器科受診

ぐっすり眠った翌朝も大介のペニスは朝勃ちでギンギンだった。

『俺、もしかして絶倫なのかも』

パンツを降ろしてチ○コを丸出しにして
逞しくそびえ立つモノをグッと握りしめた。
心なしか、この三日ほどで一回り大きくなった気がする。
いや、気がするだけでなく、実際に成長しているのが目に見えてわかった。
鉛筆みたいに先細りだった亀頭にエラが張って、自分でも惚れぼれするような松茸みたいだ。

下半身を丸出しにして冷えてしまったのか、ブルッと身震いした。
唐突に尿意も襲ってきた。

「せっかく勃起してるのに…」

いつも朝勃ちしていても
放尿してしまうと嘘のように萎れてしまうからもったいないと思うけれど、尿意は我慢できない。

慌ててトイレに駆け込み、いつものように勢いよく放尿をし始めてペニスから鈍痛がするのを感じた。

「痛てて…」

激痛ではないけれど、
とても不快な鈍い痛み…
その痛みは放尿している時間ずっと続いた。

「な、何だよ…何でこんな変な痛みがあるんだよ」

放尿を終えた後はスッキリせず、
何だか妙な残尿感に襲われる。

『これ…もしかしたら性病ってやつか?』

うろ覚えの保健体育の授業で習った性病というワードだけが独り歩きし始めた。

『こんなんじゃセックスどころじゃないよ!』

とりあえず医者に診てもらおう。

階下に降りると、姉の紗希も父親の姿もなく、
母の希美枝が「やっと起きてきたわね」と弁当箱を差し出した。
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