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世界で一番身近な女
第9章 泌尿器科受診
「脱いで」
事務的に響子はそう告げた。
「ぬ、脱ぐんですか?」
「あのね、私は超能力者じゃないのよ
ズボンの上から透視でも出来るとでも思っているの?」
仕方なくベルトを外して『ええい!なるようになれだ!』と大介は思いきってパンツも膝まで降ろしてペニスを露出させた。
「ふぅ~ん…標準的なサイズね
今は鈍痛がある?」
響子はペニスを指で摘まむと裏側まで舐めるように真剣な眼差しで見てくれた。
「いえ…今はなんとか…」
「勃起した時は?」
「そうですね…ちょっと不快な鈍痛がするかな…」
「じゃあ、勃起させてみて」
ほら、おかずをあげるから、これを見て勃起させなさいと響子はアダルト雑誌を手渡してくれた。
しかし、ページを捲って女性の裸を見ても彼女の視線が気になって勃起などするわけがなかった。
「ん?どうしたの?
好みの女性じゃないのかしら?」
それならこちらはどうかしらと、
響子は別のアダルト雑誌を見せてくれたけれど
勃起する気配はなかった。
「仕方ない子ね…
それじゃあ、私が勃起のお手伝いをしてあげるわ」
ま、まさか、女医さんがフェラチオでもしてくれるのか?
そう思うと鼻血が出そうなほど緊張してしまう。
「あ、今、いやらしい事を考えたでしょ?」
ゴム手袋を手にハメて響子が妖しく微笑む。
「い、いえ…そんなことは…」
「残念ね、期待に応えてあげれなくて」
響子は再び事務的な話し方に戻って
大介に四つん這いになりなさいと告げた。
パンツを膝まで降ろしているので
どうしても尻の穴さえ丸見えになってしまう。
「少し冷たいけど我慢してね」
そう言うと彼女はゴム手袋をハメた人差し指に
チューブからゼリー状の軟膏を塗って
大介の尻を覗き込んだ。