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Love is GAME
第4章 GAME3
「やめとく。」

京太郎はあっという間にタバコを吸い終わって、灰皿で火を消した。

「どうして?」

いつもは、誘えばしてくれたのに。

「他の男考えている女は、抱けない。」

「……それって、嫉妬?」

「男のプライド。」

京太郎はそう言うと、背中を向けた。

その背中が、寂しそうにしていたから、私は後ろから抱きしめた。

「あの子の事は、京太郎さんと結婚する為に、やってるんでしょう?」

「ああ……」

気のない返事。

これがセフレの結末って、ものなのかしら。


身体だけの関係を重ねてきた罰。

気持ちを重ねていないから、その場の感情を、推し量る事ができない。

なんて寂しい関係なんだろう。


「次は必ず、あの子を落としてみせるから。」


そう言って私は、京太郎の背中で眠りについた。
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