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Love is GAME
第8章 GAME7
どうしよう。
この笑顔を裏切ると思うと、心が澱んでくる。
でも彼と別れない限りは、京太郎のところになんて行けない。
「どこで食べます?」
「ああ……近くの定食屋さんとかどう?」
「いいですね。」
そのお店は、ワンコインなのに、結構量があって気に入っている場所。
失敗したかな。
そのお店に行く度に、彼の事を思い出したりして。
エレベーターで下に降り、ビルを出る頃には、私の気持ちは固まっていた。
今日、別れを告げるんだ。