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第1章 はじめての３P

亮が自分のペニスにコンドームを付ける。
正しいコンドームの装着法は、保健体育の授業で配られたプリントで見たことあるので、何となく覚えている。

藤宮さんは再び、ベッドに仰向けに寝る。

「枕をお尻の下に敷くといいらしいよ」
僕はエロ本で仕入れた知識を藤宮さんに話す。

女性のお尻の下に枕を入れると、アソコが少し上向きになり、正常位で挿入しやすいらしい。

藤宮さんは僕から枕を受け取り、自分でお尻の下に押し込み、そして僕に言った。
「手を握っていてほしいの。　ちょっと怖いから…」

僕は黙って頷く。

エロ漫画で見る３Ｐでは、男性が女性とセックスして、もう一人の男性は女性の口にペニスを押し込むって展開が多い。

でも、僕らは童貞と処女で３Ｐをするのだ。
エロ漫画のようなプレイが出来るはずがない。