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僕らの複数プレイ
第2章 観覧車、そして…
そしてとうとう、水族館を回り終えてしまった。
僕の心が焦る。
水族館を出た僕は、固く心に決める。
水族館の横に巨大観覧車がある。
観覧車の中は完全な密室だ。
そこで藤宮さんをセックスに誘おう。
これがラストチャンスだ…。
僕は藤宮さんを観覧車に誘う。
藤宮さんは笑顔で応じてくれた。
観覧車の乗客も少なく、すぐに乗ることが出来た。
巨大観覧車のゴンドラは大きく、中は思ったより広い。
藤宮さんと僕は並んでベンチに座る。
藤宮さんの髪からいい香りがする。
少し揺れながら、じわじわと観覧車の高度が上がる。
海沿いなので、船が見える。
「良い景色ね」
窓から外を見て、藤宮さんが言った。
でも、僕には景色を見てる心の余裕は無い。
僕は勇気を振り絞って話す。
「ふ…ふ…ふ…藤宮さん…キ…キ…キ…」
やはり言葉が上擦る。
「どうしたの?」
藤宮さんが怪訝そうだ。
僕は深呼吸して、心を落ち着かせてから言った。
「藤宮さん…キ…キスしていい?」
藤宮さんは黙ってしまった。
僕は自分の心音が聞こえそうになるほど、ドキドキしている。
しばらくの沈黙が続いた後、藤宮さんは小さくうなずき、目を閉じた。
僕の心が焦る。
水族館を出た僕は、固く心に決める。
水族館の横に巨大観覧車がある。
観覧車の中は完全な密室だ。
そこで藤宮さんをセックスに誘おう。
これがラストチャンスだ…。
僕は藤宮さんを観覧車に誘う。
藤宮さんは笑顔で応じてくれた。
観覧車の乗客も少なく、すぐに乗ることが出来た。
巨大観覧車のゴンドラは大きく、中は思ったより広い。
藤宮さんと僕は並んでベンチに座る。
藤宮さんの髪からいい香りがする。
少し揺れながら、じわじわと観覧車の高度が上がる。
海沿いなので、船が見える。
「良い景色ね」
窓から外を見て、藤宮さんが言った。
でも、僕には景色を見てる心の余裕は無い。
僕は勇気を振り絞って話す。
「ふ…ふ…ふ…藤宮さん…キ…キ…キ…」
やはり言葉が上擦る。
「どうしたの?」
藤宮さんが怪訝そうだ。
僕は深呼吸して、心を落ち着かせてから言った。
「藤宮さん…キ…キスしていい?」
藤宮さんは黙ってしまった。
僕は自分の心音が聞こえそうになるほど、ドキドキしている。
しばらくの沈黙が続いた後、藤宮さんは小さくうなずき、目を閉じた。