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僕らの複数プレイ
第2章 観覧車、そして…
とうとうセックスできた…
精液が溜まったコンドームをトイレのごみ箱に捨てながら、僕は満足感に包まれる。

「気弱だった順平くんが、私の手を引いてトイレに連れ込んだ時、すごくキュンとなったの」
ショーツを履きながら、藤宮さんが言った。

僕は自分に自信が持てた気がする。

「ありがとう」
僕は藤宮さんに礼を言った。

それと同時に、藤宮さんのことをすごく愛おしく思った。

藤宮さんと僕は、一対一でセックスしたんだ。
キスもした。

藤宮さんを僕の彼女にすることが、男としての僕の責任だと思う。
そして僕は、藤宮さんが好きだ。

藤宮さんに交際を申し込もう。

でも、その前に藤宮さんの身体を気遣わなけらばならない。

今日のセックスでは、つい、激しく突いてしまった。
亮との初めてのセックスのとき、藤宮さんはかなり痛がっていたのに…。

「痛くなかった? 激しく突いちゃったけど…」
僕は藤宮さんに尋ねる。

「大丈夫よ。 4回目のセックスだから、もう慣れた」
藤宮さんが答える。

「4回目?」
僕は驚いて問い返す。
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