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第3章 ２本フェラ

僕らの希望を聞いた後、店員は言った。
「では、このシェアハウスがお勧めですね。　友だち二人ということですので、打ってつけです。　家賃も破格に安いですから」

「シェアハウスって？」
亮が尋ねる。

「借家を複数人で使うことです。　このシェアハウスは２ＬＤＫ。　二人で借りていただくには最適です。　場所は大学から徒歩１０分」
店員が地図と間取り図を見せる。

亮と僕は一緒に不動産屋に来ただけで、同居するつもりはなかった。

でも、家賃などいろんな条件で、シェアハウスは悪くない選択肢に思えた。

不動産屋に案内され、亮と僕はシェアハウスを見学し、そして、契約した。

すぐにでも入居できるということだ。

親から離れて暮らせることに心が弾む。