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僕らの複数プレイ
第5章 筋トレ
その翌日…
藤宮さんは昼過ぎにシェアハウスに遊びに来た。
昨日、無理して運動したのが祟って、背中も太股も腕も筋肉痛で張って痛い。
その痛みを堪えて、僕はよろよろ歩き、リビングの椅子に座る。
「どうしたの、順平くん? 体調が悪そうだけど…」
藤宮さんが尋ねる。
「昨日、運動しすぎて…」
僕は苦笑いする。
「順平は昨日、凄かったんだ。 いきなり、俺と一緒のトレーニングメニューをこなしたんだぜ。 15km走って、それから、スクワットして腕立て伏せして…」
亮が藤宮さんに話す。
「無茶をしたのね。 どうして、そんな事を?」
藤宮さんは呆れたような様子だ。
「…」
僕は答えられない。
亮と同じく激しいセックスをして、藤宮さんを感じさせたい…。
だから、僕は亮と同じ体力を作ろうって思って、亮と同じトレーニングメニューをやってみたけど、身体はボロボロになった。
当たり前だ。
高校3年間、体育の時間以外は運動していなかった僕が、すぐにサッカー部だった亮と同じことが出来るはずがない。
身体作りには、とても時間がかかるだろう。
でも、そんな事、カッコ悪くって話せない。
藤宮さんは昼過ぎにシェアハウスに遊びに来た。
昨日、無理して運動したのが祟って、背中も太股も腕も筋肉痛で張って痛い。
その痛みを堪えて、僕はよろよろ歩き、リビングの椅子に座る。
「どうしたの、順平くん? 体調が悪そうだけど…」
藤宮さんが尋ねる。
「昨日、運動しすぎて…」
僕は苦笑いする。
「順平は昨日、凄かったんだ。 いきなり、俺と一緒のトレーニングメニューをこなしたんだぜ。 15km走って、それから、スクワットして腕立て伏せして…」
亮が藤宮さんに話す。
「無茶をしたのね。 どうして、そんな事を?」
藤宮さんは呆れたような様子だ。
「…」
僕は答えられない。
亮と同じく激しいセックスをして、藤宮さんを感じさせたい…。
だから、僕は亮と同じ体力を作ろうって思って、亮と同じトレーニングメニューをやってみたけど、身体はボロボロになった。
当たり前だ。
高校3年間、体育の時間以外は運動していなかった僕が、すぐにサッカー部だった亮と同じことが出来るはずがない。
身体作りには、とても時間がかかるだろう。
でも、そんな事、カッコ悪くって話せない。